分野毎のEM活用方法


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教育

 教育の現場では、各地でEMを活用した環境教育が試みられています。
 「今まで捨てられていた給食の残飯を、EMで処理して花や野菜を育てる」などの実践を通じて、ゴミ処理場の環境問題、焼却炉のダイオキシン問題、リサイクルの重要性、自然の生命の観察、健康管理など、さまざまなテーマを子供たちに発見させることができます。EMは今、学校での教育素材として大きな役割を担い始めているのです。
 また実用面からの活用も進められています。学校プールの清掃時に使用される次亜塩素酸から発生する塩素は非常に人体に危険であり、特に子供たちには気分が悪くなったりかぶれたりといった症状がでることがあります。日本各地のプールで冬季休止中にEMを投入して、魚を放したり、掃除に利用したりといった事例が増え始めています。
他にも、学校内の掃除全般、花壇の手入れ、飼育小屋やトイレの悪臭緩和、体育マットや跳び箱の雑菌対策など、活用できる場所は多種多様です。学校から発信されるさまざまなEM情報は、両親を媒介して地域の意識向上にもつながっています。学校が取り組むことによって、行政を引き込んだ環境浄化運動のきっかけとなった事例も見られます。


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