分野毎のEM活用方法


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建築

近年「シックハウス症候群」という問題が提起され、最近は建築素材に対する一般の関心が高まってきています。塗料や新建材、接着剤の出す臭いを吸っていると、病気になるか、病人のようになってしまう現象です。かびやダニもその原因となります。
 建築の分野でも、素材にEMやEM・X/セラミックスを混入してその機能を高めることが可能であり、建造物の耐久性を向上させたり、接着剤の有機溶剤の害を減らすなどの効果が期待されています。現在、コンクリートへのEMやEM・Xセラミックスの混入は現場レベルで始まっており、設計段階からさまざまな資材にEMを活用したビルや住宅が数多く完成しています。
 現在、住宅やビルへのさまざまなEM活用事例があり、これらの施工方法の確立や効果のデータなどの集積が必要不可欠となっています。すでに建物のオーナーからは、新築特有の薬品臭がない、カビが生えにくい、保温性が良いなどの報告が寄せられており、精神面からも、住んで気持ちのいい住宅であるという点で意見が一致しています。
 浄化槽の汚水処理にもEMを活用する事例が増えてきており、造園に関しても植物を扱うことから、EMによって造園の意義をさらに高めるものとして、本格的な活用が期待されている分野です。

●建築分野での応用の基本
◎シックハウス対策の決め手
施行例:塗料などの臭気に対してEMを0.5〜1パーセントもしくはEM・Xを0.1パーセント入れて撒く。

◎コンクリートへの応用
施行例:生コン車に1パーセント〜2パーセントのEM活性液を入れて攪拌する。
EM・Xセラミックスの粉を0.1パーセント〜1パーセント混ぜる。

◎ペンキ塗りへの応用
施行例:3パーセントくらいEM・X セラミックスの粉を混ぜて塗装する。

◎基礎工事
基礎にEM活性液をどんどん散布するかEM・X セラミックスを1坪あたり50〜100グラム撒く。

◎建材の防蟻、防腐処理
木材に薬剤注入する替わりにEM・XかEM・Zを注入する。

◎メンテナンス
じゅうたんへの応用:EM・Xセラミックスの粉を500グラム/1〜2坪くらい撒いて、0.2パーセントEM活性液を染み込ませ、これを吸い取る。

◎家庭用浄化槽へのEM処理

◎EM処理水による中水利用(水のリサイクル)
EMを定期的に投入する。


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