アルコール依存症ダンナと共依存妻よ

ダンナはまだ怖いのか、飲酒はしていませんでした。
私は仕事をしていたので毎日仕事に出かけていました。
桜ヶ丘記念病院の外来に電話をして一度本人ではないのですが受診したいことを話したのです。
予約をとってダンナには仕事に行くふりをしてでかけました。
先生にダンナが脱走した件をあやまってそれについての相談もしました。
ダンナの場合、まず、本人が治す意思がないことが原因らしいです。
やはり、プライドの高さを指摘され、本人は自分がアルコール依存症だという意識がないのだとも言われました。
そのあと家族会（アノラン）の説明を担当者の人と話しました。
毎週行っているのだそうです。
そうして、この家族会に参加しているのはご主人のためと考えてはいけない、自分のためと考えなさいと言ってくださいました。
ご主人にはどこに行くのか聞かれたらはっきり家族会に行ってくると答えてよいのです。それでとやかく言っても無視してここにいらっしゃいとのことでした。
そうして、最初に家族会に行った日。
私が一番若かったですね。家族の人はダンナさんが離婚されて両親で来ている人や、けっこうがんばってダンナさんについてきた奥さんが来ていました。
でも年配の両親の方がけっこう多かったのにはびっくりしましたよ。
皆さん、私に「初めてなのね。あなたは若いのにえらいわ〜」って言うのです。
そうして病院の担当者の人が司会を始めて始まりました。
皆さん、本当に苦労しています。ダンナなんてまだまだなんだなあってそのときは思いました。初めて行ったので私は聞いていただけです。
それでも仲間がこんなにいるのだとなんだか心強くなった覚えがありました。
私はダンナが何を言おうとここに通おうと思いました。