アルコール依存症ダンナと共依存妻よ

今回もダンナはアルコールによる吐血でした。
今回は吐いた血液の量も多くての輸血となりました。
はじめはろれつの回らなかったしゃべりかたもすぐにちゃんとしゃべれるようになりました。
胃カメラの写真を先生が見せてくださり今回も潰瘍がたくさん、それも大きいのができてると教えてくださいました。
またもやふしぎなことに肝機能の具合はそれほど悪くはなかったのでした。

義母はダンナの娘に電話をしたらしく、「パパの具合が悪いの、危篤なのよ」とでも言ったのでしょう。
次の日の夕方はダンナの娘が病室にやってきました。
ダンナの娘は私に話しかけることも目を合わすこともしませんでした。
何か、欲しいものがあるときだけ、電話をかけてくる娘です。
父の日だってダンナの誕生日だってしらんぷりの娘と息子です。
それでもダンナがうれしそうだったので私はがまんしましたよ。
実のところ普段それだけパパのことをしらんぷりしてるのなら来て欲しくはないわけなのです。

さて、ダンナがまた離脱があるといけないし、とりあえずはICUに入っています。
私は入院した晩から寝泊りを１週間続けました。
ダンナが今回はICUに１週間入っていましたからね。
さすがにICUの中ではつきそいができません。ICUの出入り口に近いところのソファーで寝ていましたよ。といってもうつらうつらですが。
幸い、今回は離脱症状は出ませんでした。