アルコール依存症ダンナと共依存妻よ

救急車で揺られている途中で救急隊員の人が書類を書いたりしています。
ダンナは血圧を測られたりしていました。
病院は住んでるK市に近いところにあったのですぐにつきました。
ダンナは診察室に運ばれました。
まだ若い先生ですが、てきぱきとしていました。
いつ頃からどれくらい飲んでいるのか、血はどれくらい吐いたのか聞いてきました。私は半分泣き顔で先生に話しをしたのを覚えています。
ダンナは思ったより元気で私が先生にお酒のことを話すと、「そんなことまで言うんじゃない！！」と言って怒っています。
とりあえず元気なのでICUには入れられませんでした。
看護婦さんが個室にとりあえず入ってもらいます。といったのであ、個室が空いていたのか、よかったなあと思いました。
ダンナの腕には点滴が刺さっています。
病院から、ダンナのお母さんとお兄さんに入院したことを電話しました。
義母と義兄はすぐに行くと言ってくださったのですが落ち着いてるので大丈夫ですと返事をしました。
二人ともダンナが吐血をしたことにはびっくりしたようですが、無事入院したのでほっとしたようです。
日曜日だったので入院の手続きは明日です。
私もほっとしました。これでしばらくは家でゆっくりできます。
家のほうも心配だっったし、入院で必要なダンナのものも持ってこなくてはなりません。
ダンナは吐血も止まってうとうとしはじめたので看護婦さんにダンナを頼んで、一度家に戻ったのでした。
鍵を預けた近所の人は心配そうに待っていました。
ダンナのことを話して、今は落ち着いたからと。
ワンコは私が帰ってきたらとてもうれしそうでしたね。
なんだか気が抜けてしまいましたよ。
お昼過ぎに電話があって義母と義兄が我が家にやってきました。
病院までバスで４つめの近さのところにある病院でしたので近くて便利ね。などとのんびり話しながら病院に向かったのでした。
病院についたらダンナはとてもうれしそうでしたよ。
夕方にはワンコの散歩とご飯があります。
明日また来るからと、家に帰ったのでした。その夜が病院でどうなるかなんてことも考えずに・・・・