2012年09月02日

長野にて2店

/小菅亭@長野駅構内にてかき揚げそば/じゃげな辰野店@長野県上伊那郡辰野町にて極上味噌らーめん/麺屋ひじり@長野県茅野市にて四種のキノコラーメン/C12/モン蓼科@茅野市にて諏訪浪漫りんどう/ホリデー快速ビューやまなし号/

 昨日の夜は全く気が付かなかったけど、駅へと向かう途中のオブジェ、タイトルや目的の説明書きがあったような気がしたけど覚えていません。
 金属製の像は象、麒麟、河馬と並んでいて、工事中を現している様です。

 初めての長野駅だけどマツキヨが入っているとなんか興ざめしちゃうなぁ、神奈川から来たよそ者の勝手な思いですが。
 次に来るときは駅の回りのラーメン屋さんに2軒は立ち寄りたいな、いつのことになるか分からないけど。

 始発の松本行きまで15分ほど余裕があるので、小菅亭@長野駅構内に立ち寄ってみました。
 神奈川や東京では見かけない乗せ物として安曇野葉山葵、蕎麦の実がありましたが、それは後で知ったことで、その時は「はい、かき揚げね」と券売機のボタンを押しています。
 食券を渡すと「しばらくお待ち下さい」と声が掛かって、何事かと厨房を覗くと生麺を茹でていました。
 食べたのはかき揚げそば370円、蕎麦が小諸そばやゆで太郎並に美味しかったです。
 蕎麦つゆは薄め、関東の濃い味に慣れてしまっていると物足りません。

 始発の信越本線の快速で松本へ。
 松本には一泊したことがあって、その時は中央本線(中央西線)でひどい目にあったのですが、そのことを記したブログはもうこの世に中にありません。

 松本からは115形で岡谷へ。
 車内の路線案内図を見ると松本、塩尻、辰野とまっすぐ行けそうなのに、塩尻で曲がって岡谷へ、岡谷から辰野経由で飯田線へ。
 ああ、魅惑の飯田線の初乗車がこんな形になるとは。
 豊川から辰野まで全駅乗下車してみたいけど、1時間に1本の便では何日かかるのだろう。
 お店に早く着きすぎてしまうので、伊那市まで行って辺りを散策して戻って来られたのは青春18きっぷのおかげです。

 飯田線伊那新町駅は無人駅のようなので、運転手さんが電車から降りてきて改札をしてくれます。
 降りたのは自分1人、駅舎もしっかりしているのでもっと乗り降りすると思ったけどな。

 地図を見るまでも無い一本道、緩やかな坂を登っていくと、徒歩2分で車通りのある道路の向こう側にじゃげな辰野店@長野県上伊那郡辰野町、開店時間までまだ15分もあります。
 個人経営店なら準備ができたところで開店となることが多いですが(逆に遅れることもある)、チェーン店ではそうも行かず、なのかな。

 開店と同時に店内に入るとロードサイドのチェーン店系ラーメン屋的な広々とした店内、店員さんにお好きな席にと言われても困ってしまう。
 カウンター6席、8人掛け向かい合わせのカウンター2卓と4席、6人掛けテーブルが3卓、4人掛け小上がりが4卓と8人掛け、全68席でしょうか(自信なし)。
 次の電車は40分後ですから、慌てることなくメニューを見て食べる料理を選びます。

 メニューはつけ麺スタートで850円と強気な値段設定、ラーメンは味噌、塩、醤油と特に強いヒキを感じる料理がなく、チャーシュー麺は1000円弱、じゃかじゃなじゃげな(2玉)1200円、坦々麺もありました。 
 サイドメニューは石焼きご飯、焼豚丼、カレーライス、餃子は4種類、なるほどね。

 「じゃげな」の意味は全く分からないけど料理とは関係ないだろうと思って、極上味噌らーめん700円に焼餃子350円をお願いしました。
 店内の説明書きには『じゃけなのこだわりのスープは選りすぐった魚介類から採ったスープと豚骨などから採ったスープを調和がくずれることのないよう、絶妙なバランスで混合されたダブルスープです。』とありますが、各々のバランスの前の味が分からないので、バランスが取れているかどうか分かりません。
 真ん丸の中太麺はつるんとした麺肌で、スープとの絡みはイマイチです。

、茹でモヤシがたっぷりと乗せられていて七味唐辛子がアクセント、チャーシューは無くてニンジンとタマネギと共に挽き肉が炒められていました。

 餃子は食べ慣れていないせいもあって、美味しいのかそうでないのか分かりません。
 タレに関西でよく見られる味噌ダレが用意してあったので使ってみましたが、食べてみて、あ、ラーメンも味噌味だったと気が付く始末。
 ご馳走様でした。

 あっという間に飯田線に別れを告げる電車はアルミボディの5000形でがっかり。
 いつの日かまた来る、必ずだ。

 岡谷での乗り換えは115形、このまま乗っていけば甲府まで着くのだけれど。
 20分ほどで初めての茅野駅、通過は何度もしているけど。
 目的のお店まで茅野駅から徒歩30分なので片道はいいけど往復は厳しいし、それにその地の交通機関にあれこれ乗ってみたいし。

 タクシーでも良かったけど、バスの案内所で目的の場所の近くの施設(中央保育園)までの便を聞くと20分後、ラッキーですな。
 乗車券と現金払いですが案内所で片道260円の切符(?)を買って、目の前の三番乗り場から乗車、何種類もの系統でいけるので、利用される際は案内所で確認して下さい。
 帰りの道をあまり心配していないけど、念のため、アイフォーンのマップで現在位置を表示させっぱなしで道順の確認。
 あっという間にバス停に着いて、目に付いた御座石神社で旅の無事を祈りつつ抜けていくと、徒歩数分くらいで到着。

 麺屋ひじり@長野県茅野市、ツイッターでフォローしていただいて、大喜びでお店にまでラーメンを食べに行く人も多いことでしょう。
 大きなサイロのような造りで駐車場は客席に見合う数だけ用意されていることでしょう。
 店内に入ると正面中央に厨房があって、厨房囲むように窓側にテーブル席、厨房に向き合うようにカウンター席、全部で40席近くです。
 空いているカウンター席に座ってメニューを眺め、お店のウリである醤油味のラーメンを食べようかと思ったけど、気が付いたら「まだ、限定メニューありますか?」と聞いている自分がいました。

 メニューは醤油味として4種類、素材派向けの深味醤油ラーメンと煮干醤油ラーメン、本格派向けの節系濃厚醤油つけ麺、一般向けの中華そば。
 「素材派」「本格派」の説明は店内のメニューに書かれていますので、お店に行かれて確認されて下さい。
 塩味は釜塩ラーメンと鶏塩つけ麺、味噌味はみそラーメン、季節限定で冷し麺は鶏塩つけめん、濃厚醤油つけめん、冷し中華の3種類。
 サイドメニューはご飯物と餃子、多すぎず少なすぎず。
  店員さんは20代前半から30代半ばまでの若い年齢層で、うるさくないほどの大きな声での挨拶が心地よいです。

 しかし、やや厨房内の仕事に目がいきがちでお客さんからのコールの対応やテーブルの下げ膳が遅れがちです。
 そこを「はい、ただいま」と返事しながら気付きの遅い店員さんに合図を送るのが、厨房奥で餃子の仕込みをされている女性店員さん。
 名札にはカタカナで名字だけが書かれていましたけど、おそらくは店長さん、お店全体の空気の流れを把握されている、いや、彼女がお店の流れを作っているのでしょう。
 他店で修業されたにしては若いようですので、誰にも知れずに誰よりも多く努力されたのでしょう、そういう裏打ちがあるからこそ、店員さんが付いてくるのだと思います。

 しばらくして四種のキノコラーメン680円、1日40食限定で10月21日までの販売です。
 キノコは舞茸、ぶなしめじ、エノキ、エリンギの4種類、もう少し空きが深くなればもう少し大きくなるのかな。
 すっと真一文字に添えられている白い茎が長いカイワレ大根の彩りが目を引きます。
 先ずは良くかき混ぜてから食べてみると、キノコを食べていると言うよりキノコスープを味わっているような一体感で実に美味しい。

 茹でられたモヤシをベースに赤と黄のパプリカが散らしてあり、ニンニクを効かせているペペロンチーノ風のスープとこんなに合うなんて、作ってみてちゃんと一杯食べているのでしょう。 ゆっくりと食べて伸びたりダレたりしないように、中太麺はわずかに固めに茹でてあって食べやすいですね。
 ああ美味しかった、ご馳走様でした。
 卓上にはアンケートが置いてあり、滅多に書くことがないのですが今日は書きたい気分。
 名前の欄にツイッターのアカウントを合わせて書いたのですが、営業が終わったと思われる時間帯に返事が来て嬉しかったです。

 帰りはなだらかな坂になっている国道(だったと思う)を下り、途中で何度か曲がって茅野駅へ。
 駅には現役を引退したC12が展示されています。
 今でもあちこちで蒸気機関車は走っていて、その何台かに乗ったことがありますが、日本中を蒸気機関車が走り回っていた頃に乗ってみたかったなぁ。

 上り電車までたっぷり時間があるので、展望台(?)から駅の回りの風景を見たり、近くのレストランに立ち寄ったりしました。
 おそらく、駅ができて展望台ができたときにはここが一番高かったのでしょうけど、今では一番ではないので。

 モン蓼科@茅野市、どうみてもアイドルタイムですが、お客さんが数人、店員さんはかなり忙しそうでした。
 ま、コーヒーを飲んでも仕方ないのでビール、普通に一番搾りを飲んでも仕方ないので、地ビールの諏訪浪漫りんどう690円
 すっきりした爽やかな味わいで苦みは殆ど感じません、美味しく頂きました。

 茅野駅からはスーパーあずさを見送って普通塩山(えんざん)行き、塩山まで乗って乗り換えるわけではなく、かなり手前の小淵沢で乗り換えろと駅すぱぁとは案内します。
 小淵沢での乗り換え時間は30分ありますが、それでも乗り換えた方がいいのはホリデー快速ビューやまなし号と連絡できるから。

 ダブルデッキタイプで普通運賃で乗るのは申し訳ないくらい、2階席から車窓を眺めるのは初めて。
 田舎者丸出しで(実際、田舎者ですし)、きょろきょろ辺りを見渡してみたり。
 私が座った反対側にお客さんが多く座っていると思ったら、そっちの方の車窓が遥かに綺麗なんですね。

 そうこうしているうちに富士山が見えたところで寝落ちしてしまって。
 目が覚めたら八王子、ああ、もう帰ってきてしまったか。
 来た道をそのままなぞって帰宅。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
四種のキノコラーメン!美味しそうですね!

その地域で特色のあるラーメンを食べ歩く・・・素敵ですね!

ふらわさんの経験値がどんどん上がっていくのが見えるようです!
Posted by at 2012年09月08日 18:30
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