現代の風景　Contemporary Scene

トラックバックURL

コメント一覧

1. • 1. 田中克彦
   • 2012年05月22日 21:13
   • 元大尉は、ま~たまた震災の時みたく敵前逃亡ですかね？
2. • 2. popo
   • 2012年08月15日 18:28
   • 日本法の適用を受けないのは、あくまでサーバー会社であって、運営者本人は日本に住んでいれば日本法により最終的な責任を負います。不法行為責任の点からは居住地はそもそも関係ないですし（ただし執行の問題は残る）、刑事法についても名誉毀損関係は運営者の居住地が問題となるため、サーバーの所在地は関係ありません。
     
     海外にサーバーを立てることは、運営者の特定を若干困難にするだけに過ぎません。一度警察に名誉毀損幇助で挙げて住所実名を公表してもらえれば、その後に民事訴訟の嵐になるでしょう。
     
     なお、２ちゃんねるの書き込みを転載するミラーサイトの場合、プロバイダ責任制限法のプロバイダには当たらず、書き込み者本人と同等の責任を負うことになります。なお、２ちゃんねる自体はプロバイダ責任制限法の免責を受ける事は可能です。
     
     ミラーサイト運営者が唯一できる抗弁は、配信サービスの抗弁と呼ばれるものです。配信サービスの抗弁と言うのは、例えば通信社の記事を新聞社が契約に基づき転載した時に抗弁としてなされるもので、十分な注意義務を果たしていた場合には新聞社が免責されるものを言います。
     
     しかし、２ちゃんねる記事に配信サービスの抗弁を主張しても認められないでしょう。通信社とは信頼度が全く異なります。結果として、ミラーサイト運営者が不法行為責任を問われる事になるでしょう。ミラーサイト運営者は結構儲けてるみたいなので、収穫の時期に入ったのではないでしょうか？相場は通常の名誉毀損が100万円、酷いものだと400万円ぐらいになります。５０件ぐらいまでは耐えられるのではないでしょうか？