実弾訓練とオスプレイに反対集会
9日から陸上自衛隊東富士演習場で始まる米海兵隊の実弾訓練とオスプレイ飛行に反対する集会とデモ行進が、御殿場市で行われた。県平和・国民運動センターなど3団体が開き、120人が参加した。参加者は集会を開き、東富士演習場での実弾訓練は沖縄基地の全国への拡大であり、オスプレイ派遣は市民に大きな不安を与えている、と確認した。そのあと東富士演習場やキャンプ富士の前を通る道路1.3kmをデモ行進し、市民に訴えた。
9日から陸上自衛隊東富士演習場で始まる米海兵隊の実弾訓練とオスプレイ飛行に反対する集会とデモ行進が、御殿場市で行われた。県平和・国民運動センターなど3団体が開き、120人が参加した。参加者は集会を開き、東富士演習場での実弾訓練は沖縄基地の全国への拡大であり、オスプレイ派遣は市民に大きな不安を与えている、と確認した。そのあと東富士演習場やキャンプ富士の前を通る道路1.3kmをデモ行進し、市民に訴えた。
午前2時30分ごろ浜松市中区西浅田の飲食店経営会社の事務所で、男性社員(40)が売上金を回収して戻ってきたところ、背後から2人組の男に包丁のようなものを突き付けられた。2人は男性の両手足をひもで縛ったうえ、粘着テープで目と口をふさぎ、回収した売上金や事務所にあった現金約3千万円を奪い逃走した。男性にけがはなく、自力でひもをほどいて110番通報した。浜松中央警察署は強盗事件として防犯カメラの解析などを行っている。2人はいずれも黒っぽい服装にフルフェースのヘルメットをかぶり、1人は身長170㎝くらいのやせ形、もう1人は身長175㎝から180㎝でがっちりしていたという。
8月の静岡空港は観光需要などを追い風に搭乗率を80.5%に伸ばし、2009年の開港以来最高を記録した。国内線が84.9%、国際線が76.4%で全体の搭乗率は80.5%と2011年の同じ時期より5.2ポイントアップした。国内線は提供座席数が7割ほどに減ったが、4路線すべてが80%を超えた。県は「新たな旅行商品がマッチしたのではないか」とみている。国際線は搭乗率76.4%で1.9ポイントの上昇に留まったが、6月から武漢まで延ばした上海線が78%と19.6ポイント高くなった。
衆議院静岡5区選出の細野豪志環境大臣は、民主党の代表選挙への出馬を検討する考えを示した。細野大臣の擁立を目指す議員11人が、21日投開票の代表選に出馬するよう正式に要請したことに答えたもの。これまで原発事故の収束や福島の復興に専念したいとして出馬に慎重な姿勢を示していた細野大臣は「非常に重たい要請を頂きました。しっかり自分で考えて、皆さんに返事をしたいと思います」と語った。7日にも対応を最終判断する方針。
県は、入札に関係する金額を事前に業者に教え、賄賂を受け取ったとして官製談合防止法違反や収賄の罪に問われている経営管理部総務課主幹、清水信博被告(50)を6日付で懲戒免職処分にした。清水被告は2008年、磐田市にある浄水場の電気施設の点検委託業務を巡る入札で、設計価格を事前に業者に教えて、その見返りにテレビ1台を受け取ったなどとされ、静岡地裁で公判中。清水被告は県に対して罪を認めていて「仕事が忙しく、指名競争入札を円滑に成立させるためにやった」と話しているという。
島田市の桜井市長は、震災ガレキの受け入れ支援のお礼に訪れた岩手県山田町の佐藤信逸町長に、土木系職員の派遣を約束した。島田市役所を訪れた山田町の佐藤町長は、桜井島田市長に「被災から1年半がたつ今でも町の職員、特に土木系職員が足りず、復興が遅れている」と山田町の現状を訴えた。これに対し桜井市長は、島田市職員2人の派遣を約束した。また、高台に遺跡が多くあり、発掘調査が進まない限り高台移転は進まないことに話が及ぶと、桜井市長は学芸員の応援にも協力したいと応えた。
男子小学生を車ではねて逃げたとして、自動車運転過失傷害などの罪に問われている静岡市葵区昼居渡のアルバイト清掃員、尾崎理恵被告(55)の初公判が開かれ、尾崎被告はひき逃げに関する起訴内容を否認した。起訴状によると、尾崎被告は7月10日、信号を無視して、青信号で横断歩道を渡っていた小学3年生の男子をはね、骨折させる重傷を負わせて逃げたとされる。尾崎被告は「安全確認を十分しなかったことは認めるが、男の子をはねた認識は無い」と述べた。
5日午後4時40分ごろ袋井市大門の市道T字路交差点で、右折して来た軽自動車と横断歩道を渡っていた自転車が衝突した。この事故で自転車に乗っていた袋井市睦町の無職、名倉修二さん(79)が頭などを打ち死亡した。交差点には信号機があり、袋井警察署によると、車と自転車の双方とも青信号だったという。
20歳以下のサッカー女子ワールドカップ。ヤングなでしこたちが4日、準決勝に挑んだ。三島市出身の高木ひかり選手も先発出場し地元では大きな声援が送られた。決勝進出をかけた相手は優勝候補のドイツ。日本は開始50秒、鮮やかなスルーパスを通されるとキーパーとの1対1を冷静に決められ、ドイツのパワーとスピードに戸惑う日本はこの後も立て続けに失点。前半で3点のリードを許す苦しい展開となった。後半、立て直しを図る日本はチャンスを作ったもののゴールは遠く0―3で敗退。8日のナイジェリアとの3位決定戦に回った。高木選手が所属していた三島山田FCの稲葉肇代表兼総監督は「ドイツのスピードについていけなかった前半が悔しい。高木選手には3位決定戦、最後まで走り続けてもらいたい」と話した。
日本ジオパークネットワークへの加盟にむけて、伊豆半島では4日から2日間の日程で日本ジオパーク委員が現地審査した。ジオパークは地球の成り立ちや生態系を感じることができる場所で現在国内で20の地域が認定されている。日本ジオパークネットの伊藤和明さんと小泉武栄さんの2人の委員は、伊東のジオガイドの案内で大室山山頂を巡った。ガイドは一碧湖や城ヶ崎海岸が約4千年前の噴火や流れ出た溶岩によってでき、それによって変化に富んだ風景となり観光資源になっていることなどを説明していた。審査結果は24日に発表される予定。
3日夜、車椅子から80代の女性が側溝に転落し死亡した事故を受け、静岡市は早急に市内の側溝を点検することを決めた。市道路整備課は市内全域でこれまでに事故が起きた箇所や柵が設置されていなかったり、ふたをしていない側溝を中心に点検した上、今後転落防止の対策をたてる方針。
富士市ではJA富士管内で生産された荒茶の品評会が5日、開催され、農協職員らが香りや味を審査した。これは消費者に好まれる茶作りと技術向上を目的に開かれた。出品されたのは2012年の一番茶を機械で摘み取り、一次加工した荒茶で農林事務所や農協職員ら5人が審査した。はじめに細くよれているか、照りや色などの外観を審査したあと、同じ条件でお湯を注いで香りを審査した。そしてお湯を注いだ時に出る色や味も確かめて採点していた。
下田警察署は児童ポルノ法違反の疑いで海上保安官を逮捕した。逮捕されたのは海上保安庁海洋情報部の一等海上保安正、服部友則容疑者(32)。警察によると、服部容疑者は4日午前、18歳未満の少女が映ったわいせつな動画をファイル共有ソフトのフォルダ内に記録・保管し、不特定多数の人に閲覧させた疑いが持たれている。服部容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。海上保安庁は「事実であれば誠に遺憾。詳細を確認して適正に対処したい」とコメントしている。
焼津市の清水泰市長は国の新しい津波高の想定を受け、整備を進めている津波避難タワーのチェックを進めていることを4日の記者会見で明らかにした。今回示された国の想定では、焼津市の津波高は最大11mで平均6m。市では2015年度までに津波避難タワー30基を沿岸部に建設する計画を進めており、飯淵に海抜14.8mの1基目を建設中。清水市長は「多少の場所の変更はあるかもしれないが、棟数を減らすことは考えていない」と語った。焼津市は今年度内に15基を建設する予定だったが、国の補助金が確保できたため新たに7基を上乗せし、合計22基を今年度内に建設したいとしている。
全国でいじめ問題が表面化していることから、県と市町の教育委員会の代表者が集まり対策を協議した。県教委によると、最近の県内公立小中学校のいじめ認知件数は、2008年度の4530件をピークに減少傾向にあり、2010年度は3211件だった。会議ではいじめの未然防止のために、子どもの居場所を作ることや授業の充実化、地域・保護者・学校の協力態勢の重要性が指摘された。
国土地理院による緊急測量調査訓練が掛川市などで行われた。訓練は地震により通信が遮断され、地殻変動を感知する施設からのデータ伝送ができなくなったという想定で行われた。掛川市の東海機動観測基地を使い、御前崎市にある観測施設の点検や、測量データを衛星携帯電話で茨城県の中央監視局へ送信する訓練が行われた。また、東日本大震災を教訓に、復興に向けて重要な拠点となる港施設などの地盤沈下を早急に把握するため、衛星測位システムを使った訓練も実施された。
3日午後10時ごろ静岡市駿河区中吉田で、市道脇にある深さ60cmの溝に静岡市清水区矢倉町の望月や江さん(83)が息子が押していた車椅子から転落し死亡した。静岡南署によると、事故当時雨が強く降っていて溝には深さ30cmほどの水があったことから、や江さんは溺れたものとみられている。息子が何かにつまずきそのはずみでや江さんが車いすから転落したという。側溝には転落部分だけふたがなく、道路と側溝を管理する静岡市は「事故の状況や原因を調べ、状況次第では何らかの対策を検討したい」としている。
川勝知事が地域に出向き直接住民と意見交換を行う知事広聴会が3日、御前崎市で開かれ、高台移転を望む意見が相次いだ。内閣府が発表した南海トラフ巨大地震の想定では最大19mの津波が御前崎市を襲うとされている。会場の参加者からは高台の農地に住宅を移転しようとしても農地以外への転用を制限する農業振興地域整備法が壁になり実現できないという指摘が挙がった。川勝知事は「津波に襲われてから移転するための特区構想を設けるのでは遅い」と、市町と協力して地震に対する予防的な高台移転を加速させるための土地利用の規制緩和を国に求めていく考えを示した。
浜松市出身の鈴木孝幸選手が競泳の150m個人メドレーで2大会連続の銅メダルを獲得した。アテネから3大会連続の出場となる鈴木選手。この150m個人メドレーは前回の北京でも銅メダルだった。最初の背泳ぎでは大きく出遅れたものの、得意の平泳ぎで後れを挽回。メダル圏内を射程に捉えた鈴木選手は最後の力を振り絞ってクロールへ。そして2位にも迫るラストスパートを見せ、2大会連続の銅メダルを獲得した。記録は2分40秒24でアジア新記録だった。鈴木選手は「周りからは次は僕だって言ってくれていたので、それに何とか応えられて良かった」と話した。
富士警察署は住居侵入と窃盗の疑いで住所不定、無職の清水祐二容疑者(33)を逮捕した。警察によると清水容疑者は5月下旬深夜、富士市内の住宅2軒に窓ガラスを割って侵入し現金約9万円と指輪や財布など62点、33万円相当を盗んだ疑い。清水容疑者は「覚えがありません」と容疑を否認している。警察は4月から富士市内で同様の手口での被害が増加していることから余罪も含めて調べを進めている。
2日午後11時50分ごろ、島田市向谷の国道1号バイパス新大井川橋で西に向かっていた大型トラックと対向の軽自動車が正面衝突し、さらに乗用車2台が衝突した。この事故で軽自動車を運転していた牧之原市西萩間の家業手伝い、黒田明美さん(55)が全身を強く打って死亡。乗用車の男性(61)が重傷を負い、別の乗用車の男女も軽いけがをした。トラックの運転手にけがはなかった。国1バイパスは大代インターと向谷インターの間が4時間にわたって上下線通行止めになった。
2日午後7時ごろ、沼津市井出で木造平屋建ての農機具小屋が全焼した。火事によるけが人はなかった。沼津警察署によるとこの農機具小屋は10年前から使われておらず、中には草刈り機やわらなどが置かれていたという。警察は周りに火の気がないことから不審火として調べている。