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日韓外相 沈静化へ冷静対応で一致
9月9日 0時5分

玄葉外務大臣は訪問先のロシアのウラジオストクで、韓国のキム・ソンファン外交通商相と意見を交わし、島根県の竹島の領有権などを巡って悪化している事態を沈静化するため、互いができる限り冷静に対応していくべきだという考えで一致しました。

玄葉外務大臣は、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が開かれているロシアのウラジオストクを野田総理大臣とともに訪れていて、日本時間の8日夜に開かれた夕食会の場で、韓国のキム・ソンファン外交通商相と意見を交わしました。
このなかで両外相は、島根県の竹島の領有権などを巡り、両国関係が悪化していることを踏まえ「日韓関係の大局を考え、経済や安全保障分野などで両国間の協力を積み重ねていくことが、双方の利益に資する」という認識を再確認しました。
そのうえで両外相は、外交当局の間で緊密に意思疎通を図っていくとともに、今回の事態を沈静化するため、互いができる限り冷静に対応していくべきだという考えで一致しました。

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