ニュース詳細
埼玉県で震災がれき処分開始9月6日 13時6分
K10048261511_1209061311_1209061323.mp4
東日本大震災で発生したがれきの処理が、6日から埼玉県内で始まり、県内にある3つの民間のセメント工場に岩手県野田村などからがれきが運び込まれました。
埼玉県は、今後、最大で1万1300トンを処理することにしています。
埼玉県は、岩手県からがれきを受け入れて、熊谷市と日高市、横瀬町にある3つのセメント工場で燃やし、灰をセメントの原料として利用することにしていて、先月、地元の3つの自治体と埼玉県が覚書を交わし、受け入れが正式に決まりました。
受け入れは6日から始まり、このうち、熊谷市にある「太平洋セメント」の工場には、6日午前、岩手県野田村周辺のがれきおよそ6トンがトラックで運び込まれました。
県の担当者が、がれきが入ったコンテナの周囲などで放射線量を測った結果、最大で毎時0.05マイクロシーベルトと、受け入れの目安となる毎時0.23マイクロシーベルトを大きく下回っていることが確認されたことから、がれきが炉に入れられて焼却処分されました。
この日は残る2つの工場でもがれきの受け入れが行われていて、埼玉県は、今後、最大で1万1300トンを処理することにしています。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|