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処分場候補地の地元 反対署名活動へ
9月5日 4時6分

処分場候補地の地元 反対署名活動へ
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放射性物質を含む汚泥や焼却灰などの最終処分場の建設候補地として、環境省が栃木県矢板市の国有林を示したことについて、4日夜、候補地の地元の自治会が会合を開き、建設に反対するため今後、署名活動を行うことなどを決めました。

環境省は栃木県内の汚泥などを運び込む最終処分場の候補地として、3日、矢板市塩田にあるおよそ4ヘクタールの国有林を県や市に提示しました。
これを受けて候補地の地元の自治会の役員などが4日夜集まり、今後の対応を協議しました。
この中で出席者からは、農業用水への影響や農作物の風評被害を心配する声、さらに突然、国から候補地に挙げられたことに不満の声が相次ぎ、地元の自治会として建設に反対していくことを決めました。
自治会では今後市民などに反対の署名を呼びかけるほか、環境省に対して建設をやめるよう求める要望書を提出することにしています。
地元の塩田地区の小野崎俊行区長は「国は何の説明もなしに、突然候補地に決めたというのはおかしい。この地域の自然を守るためにも建設に断固反対していく」と話していました。

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