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雨不足で梨やりんごが変色
9月5日 4時6分

この夏の猛暑と雨不足で、山形県内では、特産の梨やりんごに生育の遅れや皮が茶色く変色する障害などの影響が出ています。

このうち、酒田市では特産の「刈屋梨」の収穫が始まっていますが、この夏の猛暑と雨不足で、梨の実は、例年に比べて小ぶりなうえ、色づきが遅く、生育も10日間ほど遅れているということです。
梨を作り続けて60年になる小松治郎右衛門さんは、「こんなに降らない年は今まで無かった。水をかけてやりたいが、多少、かけても意味はない。焼け石に水とはこのことです」と話していました。
また、東根市では、わせ品種のりんごの「つがる」が収穫の時期を迎えていますが、一部の畑で皮が茶色く変色する高温障害が出ています。
笹原義則さんのりんご園では、3割近いりんごに影響が見られ、変色したものは加工品に回しているということです。
笹原さんは「いくら努力しても自然には勝てない。収穫がどこまでできるのか、とても心配です」と話していました。

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