神戸税関の男性監視官（３８）が１８歳未満の少女に現金を渡してわいせつ行為をしたとして大阪府警に逮捕された事件で、同税関は７日、監視官を停職６カ月の懲戒処分にした。監視官は同日、依願退職した。

　同税関によると、監視官は今年３月９日、大阪府枚方市のホテルで当時高校生の少女に現金３万円を渡してわいせつな行為をし、６月５日に児童買春禁止法違反容疑で府警枚方署に逮捕された。同１５日に大阪簡裁から罰金５０万円の略式命令を受け、即日納付した。監視官は「責任をとりたい」と退職を申し出たという。【井上卓也】

〔神戸版〕