山口県警岩国署は７日、大竹市立戸１、同市役所保健介護課主幹、上中清次容疑者（５４）を強制わいせつ容疑で逮捕した。上中容疑者は「私の知らないこと」と容疑を否認している。

　逮捕容疑は３日午後２時ごろ、山口県岩国市内の公園で、小学１年の女児（６）に「こんにちは」と声をかけ、わいせつな行為をしたとしている。一緒に遊んでいた同級生の母親から１１０番があった。

　大竹市総務課によると、上中容疑者は３日午前中は出勤したが、午後から年次休暇を取っていた。入山欣郎市長は「事実ならば公務員として許されない行為。事実関係を把握したうえで、厳正に対処したい」とのコメントを出した。【大山典男】