ことし4月、元従軍慰安婦への問題発言で活動を中断していた韓国タレントのキム・グラが、tvN「現場トークショー タクシー」で活動を再開することがわかった。
tvNは、キム・グラがイ・ヨンジャ&コン・ヒョンジンのバトンを受け継ぎ、来る13日から「タクシー」のMCとして出演することを明かした。
制作陣は「初回放送で活動を中断することになり、休んでいた期間に懐かしく感じていた人々に再び会い、近況や現在の心境を正直に語ってくれるだろう」と伝えた。また、キム・グラとタッグを組む人物が決定していないため、初回放送ではキム・ソンジュが特別MCとして参加するという。
キム・グラは、2002年に進行されたラジオ番組で「娼婦たちが貸し切りバス2台に分かれて乗っているのを見て、過去の従軍慰安婦を見ているようだった」と話した内容がSNSを通じて広がり、物議をかもしていた。
今回、活動復帰を決意したキム・グラは「悩んだ末に、MCとして番組に出演することを決めた」とし、「放送を通して良い姿をお見せすることが、最も良い方法だと思った」と心境を語っている。
「タクシー」制作陣は「番組が、『MCキム・グラ』へと新たに衣替えをしたことで、これにマッチする番組となるよう努力していきたい」と伝えた。
2007年にスタートした「タクシー」は、MCがゲスト乗せたタクシーの中で様々な質問を投げかけ、トークを繰り広げる番組だ。