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樹齢800年「頼朝杉」倒れる9月8日 4時50分
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源頼朝が植えたという言い伝えから「頼朝杉」と呼ばれている、静岡県島田市にある樹齢800年ほどの杉の木が倒れ、木を所有している寺は幹が空洞化して重みに耐えられずに倒れたとみています。
静岡県島田市の智満寺の山にある、高さが36メートル、幹の周囲が9メートル余りの樹齢800年ほどの杉の木は、源頼朝が植えたという言い伝えから「頼朝杉」と呼ばれています。
智満寺によりますと、今月2日の朝、近くの住民が雷が落ちたような音を聞いて駆けつけたところ、「頼朝杉」が倒れていたのを見つけたということです。
「頼朝杉」は20年ほど前から幹の空洞化が進んでいたということで、寺は、重みに耐えられずに倒れたとみて、仏像を彫り出すなど今後の活用策を考えています。
「頼朝杉」を含む智満寺にある10本の杉は、「智満寺の十本杉」として、国の天然記念物に指定されていますが、これで残っているのは7本になったということです。
智満寺の北川教裕住職は「寺にとっても地元にとってもたいへん残念です」と話していました。
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