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子どもたちが上空から復興を観察9月8日 16時2分
津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市で、地元の子どもたちに熱気球を体験してもらう催しが開かれ、子どもたちが空からのふるさとの景色を楽しみました。
この催しは、被災地の子どもたちを元気づけようと、東京のボランティア団体が企画しました。
会場となった陸前高田市の小学校のグラウンドでは、地元の子どもたちや家族などが集まり、係員の指示を受けながらおそるおそる熱気球に乗り込み、高さ15メートルほどまで上昇しました。
8日の陸前高田市は朝から青空が広がり、子どもたちは、地元の山や海、それに復興が進む街の様子など、ふだんはなかなか見ることができない空からの景色を楽しんでいました。
熱気球に乗った小学4年生の女の子は「ふだんから見ている山が空からだととてもきれいに見えました。また乗ってみたいです」と話していました。
別の小学4年生の女の子は「震災から時間がたって、街の中のがれきも片付いてきたように見えました」と話していました。
ボランティア団体では、復興が進む街の様子を子どもたちに見てもらうため、来年以降もこうした催しを行っていきたいとしています。
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