1.このところの中国、韓国の対日姿勢は異常です。香港の民間団体の船が領海に侵入し、乗組員が尖閣諸島に上陸、さらに中国各都市で反日デモが起き、中国政府は対日批判を繰り返しています。また、韓国の李大統領が竹島に上陸し、大統領、外務大臣が「天皇陛下の謝罪」を要求するなど、異常な行動と発言を続けています。

2、私は、重要な隣国である中国、韓国との友好関係を強く望んでおり、日本と両国の間の混乱が拡大することは決して好ましいこととは考えておりません。

3、しかし、ことは領土即ち国家主権にかかわる問題であり、民主党政府が「凛として、毅然たる外交」を推進することが不可欠であると強く望むものです。

4、こうした問題発生の原因は、
@ 鳩山元総理が普天間問題で迷走し、強固な日米関係を崩してしまったこと
A 菅前総理が一昨年の中国漁船衝突事案で、中国の圧力に屈し、せっかく逮捕した船長を釈放してしまったこと等国益を損ねた民主党外交にあったと考えています。

5、今回の尖閣上陸については
@ 事前に上陸意図が明確だったのに何故、上陸を許してしまったのか
A 事実関係を明らかにするためビデオを公開すべき B 2004年と同じ強制送還というが、当時と今とでは中国の尖閣諸島に対する姿勢、行動が全く異なってきている等の問題があります。
日本としては
@ 海上保安庁等の人員、装備、配置の強化
A 施設の整備等尖閣諸島の有人化及び国有化にむけた取り組みを早急に進める必要があります。

6、竹島問題については
@ 李大統領の竹島上陸及び天皇陛下への侮辱的発言への謝罪要求A 国際司法裁判所への提訴、二国間交流の見直し等あらゆる外向的圧力を強化すべきです。