2012年06月11日(月)
名演解説 バッキンング編2 バッキングも全体を
テーマ:アドリブ論
またウエス。
曲はもちろん「Unit7」
手抜きをしているんじゃなく、単にこのセッションがすばらしいというだけです。
0:50からのピアノソロでのウエスのバッキングについて。
<1コーラス目>
A まったく同じフレーズで最後まで
A(2) 最初のAと同じフレーズを8小節続けて、9小節目から(1:12から)違うことをしている。これはBセクションに向かうための準備。最後の小節(1:15あたり)でBセクションへの「送り出し」をしている。
B Bセクションは8小節。前半の6小節同じことをやって、最後の2小節でまた「Aにもどるよー」というのを示唆している(1:23~25)。
A(3) また前半のAセクションと同じフレーズ。
<2コーラス目>1:39~
こちらもAセクション二回とも同じフレーズ。
Bはちょっと何がやりたいのか意味不明。またそこがライブっぽくていいのだが。
最後のAはまた前半と一緒。
さて、お聴きの通り、ウエスは全体の構成を重視したバッキングをしていることが分かる。
前述の「隙間を埋める」とは少しコンセプトが違う。
もちろん、ウイントン・ケリーも全体の構成をしっかりと作りながら隙間を埋めているのだが、ウエスほどの構成美はなく、もうちょっと荒っぽい。
私見だが、多分ウエスは、「どうせピアニストは合いの手を自分で入れたがるから、本人に好きにさせておいて、自分はバンド全体を支えるようなバッキングをしよう」と考えて、ああいう風にしたのではないかと思われる。
まあ、違うかもしれないが、こういった想像は自由だろう。
個人的には、基本ウエスのように同じフレーズを繰り返しつつ、隙間が空いたらジャブを打っていくようなバッキングがいいのではないかと思う。
隙間をチェイスするような「ストーカー・バッキング」はうっとうしいだけだし、独りよがりの「オナニー・バッキング」も気持ち悪い。
*使えるポイント
AABAの楽曲なら、A用のバッキングフレーズを用意して、Bだけちょっと変化を付ける。そうすると全体がまとまる。
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0:50からのピアノソロでのウエスのバッキングについて。
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A まったく同じフレーズで最後まで
A(2) 最初のAと同じフレーズを8小節続けて、9小節目から(1:12から)違うことをしている。これはBセクションに向かうための準備。最後の小節(1:15あたり)でBセクションへの「送り出し」をしている。
B Bセクションは8小節。前半の6小節同じことをやって、最後の2小節でまた「Aにもどるよー」というのを示唆している(1:23~25)。
A(3) また前半のAセクションと同じフレーズ。
<2コーラス目>1:39~
こちらもAセクション二回とも同じフレーズ。
Bはちょっと何がやりたいのか意味不明。またそこがライブっぽくていいのだが。
最後のAはまた前半と一緒。
さて、お聴きの通り、ウエスは全体の構成を重視したバッキングをしていることが分かる。
前述の「隙間を埋める」とは少しコンセプトが違う。
もちろん、ウイントン・ケリーも全体の構成をしっかりと作りながら隙間を埋めているのだが、ウエスほどの構成美はなく、もうちょっと荒っぽい。
私見だが、多分ウエスは、「どうせピアニストは合いの手を自分で入れたがるから、本人に好きにさせておいて、自分はバンド全体を支えるようなバッキングをしよう」と考えて、ああいう風にしたのではないかと思われる。
まあ、違うかもしれないが、こういった想像は自由だろう。
個人的には、基本ウエスのように同じフレーズを繰り返しつつ、隙間が空いたらジャブを打っていくようなバッキングがいいのではないかと思う。
隙間をチェイスするような「ストーカー・バッキング」はうっとうしいだけだし、独りよがりの「オナニー・バッキング」も気持ち悪い。
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