2012年05月29日(火)

アドリブ論 2 ~話は簡単に

テーマ:アドリブ論
アドリブを、「話すこと」にたとえてみると分かりやすい。

誰でも、自分の話を聞いてほしいし、理解してほしい、関心を持ってほしいと思っているだろう。
そう思われるためにはどうすればいいだろう?
難解なテーマを選んで話せば、興味を持ってもらえるだろうか?
言葉数を増やして早口でしゃべれば聞いてもらえるだろうか?
複雑な構造の話をすればいいだろうか?

いやいや、間逆やん?と誰でもわかる。

簡単な言葉で分かりやすく、筋道を立てて、焦らず間延びせず、テンポよく話す。
これが基本だろう。
そう、誰でも分かる。
会話では。

しかし、だ。
ギターでのアドリブになると、前者が圧倒的に多いし、また、それを目指す人、推奨する人がほとんどだ。
それが私には不思議で仕方ない。
やたらと音数が多く、難解で、複雑で、結局何が言いたいのか分からない、そんなソロが「高級」だとされている。
確かに、「高級」かもしれない。
それが理解できる専門家にとっては。
しかし、リスナーは圧倒的に素人だし、仮にジャズ好き、アドリブ好きでも、もっと単純に音楽を楽しみにきているはずだ。
では彼らを楽しませるためにはどうするか?
シンプルで、分かりやすく、構成のはっきりとしたソロを弾くべきだろう。
多くの人間が楽しんでくれたほうがうれしいし、演奏も成功する、次回の集客にもつながる。

専門的に楽器を学んでいると、どうしても難解さを信仰してしまう時期がある。
それは仕方ないかもしれないが、早めにそこから脱出しておかないと、いつまでも「マニアックな人」で終わってしまう。
別にそれでよければいいのだが・・。


ギタリスト 身体論 DVD 脱力奏法の解明/八幡謙介

¥2,940
Amazon.co.jp

ギタリストのための J-POPのツボ サクッと学ぶ作曲のネタ帳 全曲キーCで掲載/八幡 謙介

¥1,575
Amazon.co.jp

Amebaおすすめキーワード

    アメーバID登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト