ODDS&ENDSとは、初音ミク -Project DIVA- fのオープニングテーマ曲でもある、ryo氏による書きおろし楽曲である。
概要
『こっち向いてBaby』『積乱雲グラフィティ』と2作続けてryo(supercell)の楽曲が使われてきた、初音ミク -Project DIVA-シリーズ。三作目である-Project DIVA- fも引き続きryoの楽曲が使われることになり、晴れてオープニング曲になったのが「ODDS&ENDS」である。
Sony Musicによる公式PVがYouTube上に存在する→ryo(supercell) feat.初音ミク 『ODDS&ENDS』 - YouTube
歌詞
いつだって君は嗤われ者だ
やることなすことツイてなくて 挙句に雨に降られ
お気に入りの傘は風で飛んでって
そこのノラはご苦労様と 足を踏んづけてった
いつもどおり君は嫌われものだ
何にもせずとも遠ざけられて 努力をしてみるけど
その理由なんて「なんとなく?」で
君は途方に暮れて悲しんでた
ならあたしの声を使えばいいよ 人によっては理解不能で
なんて耳障り、ひどい声だって言われるけど
きっと君の力になれる だからあたしを歌わせてみて
そう君の君だけの言葉でさ
綴って連ねて あたしがその思想(コトバ)を叫ぶから
描いて理想を その思いは誰にも触れさせない
ガラクタの声はそして響く ありのままを不器用につないで
精一杯に 大声を上げる
いつからか君は人気者だ
沢山の人にもてはやされ あたしも鼻が高い
でもいつからか君は変わった
冷たくなって だけど寂しそうだった
もう機械の声なんてたくさんだ 僕は僕自身なんだよって
ついに君は抑えきれなくなって あたしを嫌った
君の後ろで誰かが言う 「虎の威を借る狐のくせに」って
君は ひとりで泣いてたんだね
聴こえる?この声 あたしがその言葉を掻き消すから
解ってる本当は 君が誰より優しいってことを
ガラクタの声はそして歌った 他の誰でもない君のために
軋んでく 限界を超えて
二人はどんなにたくさんの 言葉を思いついたことだろう
だけど今は何ひとつ思いつかなくて だけどなにもかもわかった
「そうか、きっとこれは夢だ。永遠に覚めない、君と会えた、そんな夢」
ガラクタは幸せそうな笑顔をしたまま どれだけ呼んでももう動かない
望んだはずの結末に君は泣き叫ぶ 嘘だろ嘘だろってそう泣き叫ぶ
「僕は無力だ。ガラクタ一つだって救えやしない」
想いは涙に ぽつりぽつりとその頬を濡らす
その時世界は 途端にその色を大きく変える
悲しみ喜び 全てを一人とひとつは知った
言葉は歌になりこの世界を 再び駆け巡る君のために
その声に意思を宿して 今思いが響く
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関連リンク
- supercell Member blog - ODDS&ENDS
- ナタリー - [Power Push] スプリットシングル「ODDS & ENDS」ryo&じん(自然の敵P)インタビュー (1/4)
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/odds%26ends
読み:オッズアンドエンズ
初版作成日: 12/09/01 20:16 ◆ 最終更新日: 12/09/08 01:59
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