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日ロ首脳会談始まる9月8日 12時30分
ロシアのウラジオストクを訪れている野田総理大臣はプーチン大統領と会談し、日ロ関係を強化することが両国の利益につながるとして、エネルギー分野の協力などを通じて信頼関係を深め、北方領土問題の解決に向けた実質的な協議につなげたいという考えを伝えているものとみられます。
野田総理大臣は、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するため、ロシアのウラジオストクを訪れていて、日本時間の正午すぎから、プーチン大統領と会談しています。
会談で野田総理大臣は、存在感を増す中国を念頭に、アジア太平洋地域の環境が変化する中で、日ロ関係を強化することが両国の利益につながるとして、北方領土問題を解決する重要性を指摘しているものとみられます。
そのうえで野田総理大臣は、「あらゆる分野で進展を図る」として、エネルギー分野の協力などを通じて、日ロ両国間の信頼関係を深め、北方領土問題の解決に向けた実質的な協議につなげたいという考えを伝えているものとみられます。
また、会談に合わせ日ロ両政府は、オホーツク海でのカニの密漁・密輸の防止に向けた協定や、ウラジオストクで検討されているLNG・液化天然ガスの生産プラント建設計画に日本として支援するとした覚書を、交わすことにしています。
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