概算要求:100兆円を初めて突破、過去最大に
毎日新聞 2012年09月07日 20時56分(最終更新 09月07日 22時19分)
財務省は7日、13年度予算の概算要求を締め切った。一般会計の要求額は98兆円程度、特別会計で管理する復興経費を含めると102兆円台に膨らみ、100兆円の大台を初めて突破、前年度(震災の復旧・復興事業費を含めて98兆4686億円)を上回って過去最大となった。
野田佳彦首相肝煎りの「日本再生戦略」の実現に向けた重点要求も2兆円規模に達した。政府は、国債の元利払いに充てる国債費を除く歳出を、12年度当初予算並みの71兆円以下に抑える方針。これを達成するには、年末の予算査定で要求額から2兆円以上削減する必要がある。