長期化の韓日対立 週末に新たな局面=外相会談など

長期化の韓日対立 週末に新たな局面=外相会談など

2012年09月07日14時03分
[ⓒ聯合ニュース]
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  【ソウル聯合ニュース】領土問題や歴史認識をめぐり、約1カ月対立が続いている韓日関係が今週末に新たな局面を迎えそうだ。

   7日には韓国の軍と海洋警察が実施する独島防御訓練が実施され、8~9日には韓日外相が接触する可能性が取りざたされているためだ。

   独島防御訓練は例年より参加戦力が縮小され、予定されていた海兵隊の上陸訓練も取りやめることとなった。日本を刺激する必要がないとの韓国政府の判断が作用したとの分析だ。

   日本も先月末に抗議メッセージを伝えて以来、さらなる抗議はない。日本政府の別途の措置がない限り、独島訓練をめぐる両国の対立は収束する可能性が高い。

   もう一つのポイントはアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(8~9日)の期間中に韓日外相が会談する可能性が浮上したことだ。

   日本メディアによると、玄葉光一郎外相はAPEC首脳会議の開かれるロシアのウラジオストクで、韓国外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官との接触を打診している。韓国政府当局者も「日本から提案があれば、拒否する理由はない」と話している。今回、両国外相の会談または接触が実現すれば、両国間の対立ムードが和らぐと予想される。

   一方、米誌ニューズウィークが日本寄りの独島関連記事をアジア版最新号(10日付)に掲載したことと関連し、韓国政府は同誌に公式抗議し、韓国側の立場を盛り込んだ報道を求める計画だ。
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