志賀原発は震度4.8 能登半島沖地震
2007年03月25日19時39分
震源に近い石川県志賀町の北陸電力志賀原発では、1号機の原子炉建屋地下2階の地震計で震度4.8を記録した。
地震動の強さは226ガル(ガルは加速度の単位)で、想定する設計限界の490ガルを下回った。原子炉を緊急自動停止しなければならない190ガルは上回ったものの、1号機、2号機とも定期検査中などで運転していなかった。北陸電力によると、外部への放射能漏れなどはなかった。
経済産業省原子力安全・保安院の原子力防災課によると、震源に比較的近い新潟県の東京電力柏崎刈羽、福井県の関西電力美浜・大飯・高浜と日本原電敦賀などを含む全国の各原発で、地震による運転停止はなかったという。
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