BS日テレの赤座弘一社長が7日、東京・麹町の本社で定例会見を行い、今後、韓国ドラマの放送本数を減らしていく方針を明かした。

8月15日、韓国人俳優ソン・イルグクらが水泳リレーで竹島に到着したことを受け、BS日テレではソン主演の韓国ドラマ「神と呼ばれた男」の放送を延期した。その後について、赤座社長は「さまざまな反響がありました。放送のめどは全くたっていません」とし、「韓国ドラマが多すぎるのではという声もある。少なすぎるという声はないので今後、少なくしていく方向になると思う」などと語った。理由について「一般の公的な放送として(多すぎるのは)どうなのか」と話した。

現在、BS日テレでの韓国ドラマの放送は計5本。「王と妃」「名家の娘ソヒ」「恋人づくり」「広開土太王」の4本が月~金曜に1時間番組として放送され、「夜叉-ヤチャ-」が月、火曜のみ55分間ずつ放送されている。これまで最も多かった時期は09年下期と10年上期で韓国ドラマが7本放送されていた。

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