ムソリーニ時代の地下鉄トンネルに「大麻工場」、340キロ押収

2012年 08月 15日 10:09 JST
 
check

[ローマ 14日 ロイター] イタリアの警察当局は14日、首都ローマにある使用されていない地下鉄のトンネルで大麻の栽培施設を発見したことを明らかにした。

長さ1キロのトンネルはキノコ工場とされていたが、入り口周辺から大麻のにおいがしたことから、警察が11日に捜索を実施。キノコの他に大麻が栽培されていたのを見つけ、57歳の工場所有者を逮捕した。また大麻340キロを押収した。末端価格は300万ユーロ(約2億9000万円)とみられる。

現場はローマ南東部にあり、イタリア中央銀行の金庫室にも近いという。

トンネルは1930年代のムソリーニ政権下に建設されたが、1940年にイタリアが第2次世界大戦に参戦したことから、地下鉄計画は頓挫していた。

 
写真
女性キャスターがスカーフ着用に

イスラム勢力出身のモルシ大統領が6月末に就任したエジプトで、国営テレビのニュース番組にスカーフで頭部を覆った女性キャスターが登場し、話題を呼んでいる。  記事の全文 | ビデオ 

注目の商品