6・25戦争(朝鮮戦争)後の廃虚の中で、さまざまな伝染病や疾患に悩まされた韓国に支援の手を差し伸べてきた「世界保健機関(WHO)韓国連絡事務所」が今月末に閉鎖される。保健福祉部(省に相当)関係者が6日に伝えた。
1965年にWHO 駐韓代表部が設置されて以来、韓国の保健・医療に寄与してきた韓国事務所は、設立から47年にして完全撤退することになる。韓国は昨年、WHOに1050万ドル(約8億3000万円)を支援するなど、今や衛生・保健分野での寄付額は世界11位となっている。