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クマ牧場で初の“総選挙” 登別温泉

(08/11 16:00)

上位7頭の「神セブン」を紹介するポスター

上位7頭の「神セブン」を紹介するポスター

 【登別温泉】人気アイドルグループAKB48にあやかり、のぼりべつクマ牧場が雌のクマを対象に初めて行った「NKBセンタークマ総選挙」の結果がまとまり、初代「センター」の座を、ニイサ(20歳)が射止めた。

 「総選挙」の結果は9日にまとまった。雌22頭が飼育されている第2牧場内で、観客席から約5メートル離れた餌を最も与えやすい場所「センター」にどのクマが多く立つかを調べる内容。今年2月15日から7月31日までの毎日2回、決まった時間に飼育係が観察した。

 センターに立った回数は、ニイサ149回、ニイサの双子ニイヨ(20歳)が109回で続く。3位はキャンコ(同)の84回。3頭とも仲良しグループといい、センターを譲り合ったとみられる。

 クマ牧場は、上位7頭をAKBと同様に「神セブン」と銘打ち、場内にポスターを張り出して紹介した。握手会はできないため、入場料割り引きなどの特典があるファンクラブを創設する計画で、佐藤義雄事業課長は「お気に入りのクマを見つけ、見学を楽しんでほしい」と話している。(相沢宏)

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