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「石炭ガス化発電」見学 いわきで各国のエネ専門家

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施設を見学する参加者たち
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世界各国のエネルギーや石炭技術の専門家が集い、石炭利用について話し合う「2012クリーン・コール・デー石炭利用国際会議」の参加者が6日、いわき市のクリーンコールパワー研究所(渡辺勉社長)を訪れ、石炭ガス化複合発電(IGCC)の実証機などを見学した。
同研究所は、石炭と空気を高温で反応させて発生させた可燃性ガスにより、高効率の発電を行うIGCCの実証実験を行っている。
同日は同会議参加者のうち、米国とカナダ、モザンビーク各政府のエネルギー政策担当者のほか、商社やエネルギー関連企業、在京大使館などから35人が参加。
冒頭、渡辺社長がIGCCの実証機などについて説明した。
この後バスで敷地内を移動し実証機などを見学。同研究所の取り組みなどに理解を深めた。
同会議は4日から6日までの3日間の日程で開催。4、5の両日は都内のホテルで開かれ、延べ700人が参加し、講演やパネルディスカッションなどを行った。
(2012年9月7日 福島民友トピックス)
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