今回のココロコネクト騒動について

2012-09-05 21:01:55
テーマ：ブログ

あまりこういうことは書かない方がいいんじゃないかとは思うのですが、ぼくが思うことを書いておきます。

まず最初に、ぼくはこの「ココロコネクト」という作品について、

名前は知っているけれど、観たことがありません。

また、主題歌を手がけるeufonius・菊地創さんをはじめ、

ツイッターにおいて彼から暴言を受けた歌手の桃井はるこさん、

ドッキリ企画を受けた声優の市来光弘さん、

ココロコネクトのキャストでもないのに誹謗中傷を受けツイッターを閉鎖された声優の喜多村英梨さんについても存じ上げておりません。

ドッキリ企画についても、その映像を観ておりません。

ですが、ぼくもみなさんと同じでアニメやゲームが大好きなオタクです。

同じオタクから、一言申し上げさせて頂きたいと思います。

オタク、気持ち悪い。

こういう騒動を起こすから、世間からオタクはそう思われてしまうのです。

確かにこの騒動の発端となった、eufonius・菊地創さんの発言は人として最低なものだと思います。

彼を擁護する気はぼくは一切ありません。最低です。本当に。

しかし、市来光弘さんが受けたドッキリ企画、

みなさんはテレビでアニメしか観ないのですか？

バラエティ番組を観ませんか？

テレビでは芸人やアイドル、俳優、女優、グラビアアイドルなど、様々な肩書きの方が、

一タレントとしてドッキリを仕掛けられることがよくあります。

それを観て、これはいじめだ、パワハラだ、と思ったことがありますか？

今回みなさんがそういう風に思ってしまったのは、

普段テレビに本人が出演することがない声優さんがドッキリを受けたから、

だと思います。

では、例えばこれが、同じ声優でも本人がテレビ出演することがよくある方だったらどうでしょうか？

山寺宏一さんや戸田恵子さん、三ツ矢雄二さんがテレビでドッキリを受けたら

それはいじめやパワハラになりますか？

なりませんよね？

ただのドッキリですよね。

それと同じです。

今回のドッキリもいじめやパワハラではありません。

ここで引き合いに出すのはおかしいかもしれませんが、

同じオタクでもぼくたちと違うジャンルのオタクにジャニオタという方たちがいます。

ぼく自身も嵐の結構なファンです。できるなら６人目の嵐になりたいくらい好きです。

確か、そんな嵐の番組で起きたことだと思うのですが、

嵐のメンバーがあるテーマに沿ってファッションを考え、それを披露し、

モデルなどの女性タレントがそれを批評するというコーナーがありまして、

この手の企画では、

メンバーが女性タレントにファッションセンスをずたぼろに否定され、

ぼくたち視聴者はそれを観て楽しむ、

そういう趣旨のもとで作られています。

しかし、小学生だったか中学生だったか、子役だったかモデルだったか覚えていないのですが、

とにかくゲストで、ローティーンの女の子が出演し、

その趣旨に沿ってメンバーのファッションセンスを否定したところ、

その女の子のツイッターやブログに、○○くんのことを馬鹿にするなんて許せない！などといったコメントや、

誹謗中傷が相次いだ、ということがありました。

これを聞いてどうでしょうか？

ジャニオタ、気持ち悪い、って思いませんか？

もちろん、ジャニオタの方たちが全員そういう番組の趣旨が理解できない方というわけではありません。

理解できずにそういうことをしてしまう人がいるために、ジャニオタ、気持ち悪いって思われてしまい、

健全なジャニオタの皆さんは迷惑してらっしゃることかと思います。

今回のココロコネクト騒動について、

ドッキリ企画をいじめやパワハラだととらえ、このような騒動を起こし、

そのドッキリ企画の首謀者とされるプロデューサーと仲がよかった？というだけで

ココロコネクトのキャストでもない声優の喜多村英梨さんをツイッター閉鎖にまで追い込んでしまった、

そんなみなさんがしていることは、上記の気持ち悪いジャニオタと同じです。

みなさんが行ったことこそ、いじめやパワハラです。

昨日、アニメ「ココロコネクト」の炎上について、公式サイトが二度目のお詫び文を掲載し、

「深く反省いたします。申し訳ありませんでした」

と謝罪したそうですね。

同サイトでは9月2日にもお詫び文を掲載していたが、やや言葉足らずな部分があり、さらなる炎上につながっていたとか。

最初のお詫び文よりも詳細な説明となっており、

好意的に受け止めている人も少なくないということですが、

いまだに非難の声も根強いと聞いています。

Twitterでは「これで収束か」「やっとまともな謝罪文がでた」といった声も見られているそうですが、

そもそも謝罪なんて必要ないから。

今回の騒動で謝罪すべきなのは、eufonius・菊地創さんと、

そして、あなたたちです。

もういい加減、気持ち悪いオタクを卒業しませんか？

ぼくが中学生や高校生だった頃に比べて、

最近は随分、世間の一般人の方のオタクへの風当たりは弱くなっています。

せっかく良くなってきたのに、みなさんがこんな騒動を今後も続けてしまうようであれば、

昔のように、オタク＝犯罪者予備軍というイメージに戻ってしまいかねません。

みんなで、世間からオタクであることがかっこいい、かわいい、と言われるようなオタクになりましょう！