で、Torのネットワークに接続をするのに更にVPNを通らせられないかなと思い、実際にやってみました。
私が使ってる無料のVPNサービスはHotspot Shieldです。(広告がうぜーなぁ)
//Torって何とかHotspot Shieldって何という方のために最後の方にメモしておきます
では、早速やってみることにします。
Hotspot VPNに接続後、Torに接続。。Hotspotのサイトに入ってみます。。。あれ、Sock同士でぶつかってるみたいです。
Torでは、随分前にHTTP回線時、のDNS漏洩の脆弱性を克服してますし、HTTPだけで接続してみましょう。
ブラウザのPROXYの設定で、localhost:8118に設定し(Sockはlocalhost:9050です)
いざ、接続。。。遅いのは仕方ないとして、あれHotspotのウザイ広告が消えてる!?
あとはブラウザの同時接続数の問題です。まーあOperaは同時接続数128だし。。
まあ、よーく考えてみれば当たり前ですよね。Hotspot起動中にダウンローダーなどを接続すると、VPNの名の通りやっぱりHotspot経由で接続されます。。。まあ、その時はどうやら広告は一緒についてこない様です。
HotspotVPN接続プログラムなんて感じでデータを受信するプログラム経由でやれば広告は表示されないんですね。。じゃーあ誰か作ってw。。いや私はPHPしかわかんないんで。。fopenとかcURLでできるわけ無いじゃないですか。。とまあ、そんな感じです。
ちなみに、Hotspot Shield経由のTor接続時の速度は以下の通りです。
52.68Kbps (6.34KB/sec)
うーん流石に酷いかな。。
//Torとは、米海軍が作った匿名ネットワークです。
仕組み、P2Pシステムを利用しデータを回線を提供しているネットワークに暗号化してから、たらい回しにします。
それで、最後復号化して、データを受信する仕組みです。
たらい回しにするため、追跡することが難しく、個人が利用するのではとても強力な匿名ネットワークですが、
日本の大使館の情報が漏洩したとおり、政府レベルで追跡しようとすればできます。とはいえ、クラッキングやファイル共有といったことまで、追跡するとは思えませんのでかなり強固な匿名ネットワークと言えるでしょう。ただ、ファイル共有を匿名でしたいと考える人が、Torを使い放題に使い、昔と比べて帯域が落ちています。最近では、たらい回しの起点部分、つまり最後、取得する鯖側にDMCA通知(「ファイルを削除しなさい」みたいなもの)を受けるなど、いろいろと問題が出ています。
//Hotspot Shieldとは
Hotspot ShieldとはHotspotとは別の会社AnchorFree Incがやっている無料のVPNサービスです。
VPNとはVirtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)のことで様々な種類があるため詳細はwikipediaを参照してください。
昔、(今も?)日本の利用者が急増し、回線が圧迫された海外サービスなどはアクセス制限を敷いてきました。そこで、あえて安定したアメリカのプロクシを使いたいという人が多く、そんな中このサービスが注目されました。
Virtual Private Networkの名の通り、パソコンのネットワークをすべて、HotspotShield経由で接続することにより、Hotspot Shieldに対し捜査の手が入らない限り、匿名で、更にはアメリカから接続したことになります。
とまあ、そんな感じなんだが。。まあHotspot Shieldの説明は適当だった気がします