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2012年9月6日(木) 19:50 |
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「おかやまマラソン」準備委員会
岡山県と岡山市は、2年後の「おかやまマラソン」開催を目指し、6日、初めての準備委員会を開きました。 全国的に見ても経済効果が期待できるフルマラソン大会ですが、いざ開催に踏み切るためには解決すべき課題もあるようです。
おかやまマラソンの準備委員会は、岡山県や岡山市、県内の陸上競技団体など、5団体から15人が参加して開かれました。 おかやまマラソンは、国内外の有名選手をはじめ市民ランナーも参加する1万人から1万5000人規模の男女参加型のフルマラソン大会として、2年後の2014年に岡山市での開催を目指しています。 首都・東京で2007年から行われている東京マラソンは、およそ18億円の準備費用がかかったものの、開催による経済効果はおよそ200億円に上ったということです。 市民参加型のフルマラソン大会は、全国各地で行われています。 今年に入っても、新たに京都や熊本でも開催され、現在、全国28の地域で行われるなど、まさに一大ブームです。 しかし、開催にあたっての課題もあります。 岡山県内の市町村で行われている既存のマラソン大会があるため、開催時期の調整が難しいのが現状です。 毎年2月に吉備路マラソンを開催している総社市の片岡市長は、岡山マラソンとの共存は難しいと考えています。 おかやまマラソンの運営に携わる岡山陸上競技協会は、既存のマラソン大会との日程調整が一番の課題と考えています。 岡山県などは、来年の秋までにコースや日程などの基本構想をまとめ、具体的な調整を始めるとしています。
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