県は六日、受け入れを目指している岩手県久慈市の震災がれきの放射能濃度を測定した結果、放射性セシウムは不検出だったと発表した。
三日、久慈市で開かれた岩手県主催の打ち合わせ会議に職員が出席し、現地で測定した。現地のがれきを測定するのは、受け入れ表明直後の八月八、九日に続いて二度目。
久慈市内のがれきの仮置き場と、岩手県滝沢村にある粉砕分別施設で空間線量率も測ったが、最大〇・〇五二マイクロシーベルト時と、三重県内と同程度だった。
三重でのがれきの受け入れ先は決まっておらず、県は今後も職員が現地入りした際、測定する。
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