現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 国政
  4. 記事
2012年9月3日7時4分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

古賀氏、谷垣氏を不支持 自民総裁選めぐり3日に伝達

 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)をめぐり、古賀派(33人)の古賀誠会長が3日、谷垣禎一総裁と会談し、不支持を伝える。再選を目指す谷垣氏は出身派閥の支持が取り付けられなくなり、立候補に向けた環境は厳しくなりそうだ。会談は谷垣氏側が立候補への協力を求めるため、8月31日に古賀氏に申し入れていた。

 野田政権との協調を重視する古賀氏はこれまで、衆院の早期解散を優先して強硬路線をとる谷垣執行部を「民意に応える道は解散だけではない」と批判。党運営についても相談しない谷垣氏に対する不信感を募らせていた。谷垣氏が消費増税を批判した首相問責決議案に同調したことで、最終的に不支持を決断。古賀氏の周辺は2日、「古賀氏と谷垣総裁の信頼関係は破綻(はたん)した」と話した。

 谷垣氏は古賀氏の支持が得られなくても、引き続き立候補を目指す構え。谷垣氏の側近議員は2日、「断念はありえない。古賀氏の支援がなくても推薦人は確保できる」と語った。古賀氏は谷垣氏との会談後、石原伸晃幹事長に会い、総裁選の情勢をめぐって意見交換する予定。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

関連特集

おすすめ

この国の歩みとともにあった伊勢神宮を軸に戦争と戦時社会を考える。

正社員でないというだけで、なぜこんなに差別されなければならないの?

大阪を変え、大阪から日本をも変えようと意気込む彼らの目指す国家像や政策とは。

領有権をめぐる長い歴史。日本はどんな覚悟をし、国際社会で何を主張すべきか。

弛緩したムード漂う総理周辺。だが下野した小沢は不敵な自信をみせる。

欧米、日本、そして新興国……不透明感強まる世界経済の行く末はどうなる?


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター