<引用開始>
原発ゼロ:省・再生エネ投資150兆円必要の試算…経産相
政府は4日、関係閣僚によるエネルギー・環境会議(議長・古川元久国家戦略担当相)を開き、原発依存度をゼロにする場合の課題と対応策を議論した。枝野幸男経済産業相は、30年の原発ゼロを目標にすると、現在停止中の原発の再稼働が難しくなり、電力需給の逼迫(ひっぱく)と電気料金上昇を招くとの文書を提出。省エネと再生エネ拡大には、30年までの累計で150兆円の投資が必要との試算も示した。
<引用終了>
http://mainichi.jp/select/news/20120904k0000e010188000c.html経済産業省の官僚の作文でしょうが、経済産業省の出す数字と作文ほど信じられないものはありません。
経済産業省には、経済界はだませても私をだますことはできません。例えば「愛地球博(愛知万博)」の入場者に関する数字です。
<引用開始>
愛知万博の来場者は,入場券を買った時点から最先端技術と触れ合う。入場券に0.4mm角の超小型非接触ICタグが埋め込まれているのである(写真3,写真4)。日立製作所が開発した世界最小クラスのICチップ「ミューチップ」である。入場時にミューチップ内蔵の入場券をゲートに設置したリーダーにかざすと,IDを読み込んで入場を許可する。
<引用終了>
http://www.ebc20.com/news/v042_1.html私も混雑日に視察しましたが、15時以降の滞留者数は表示されていませんでした。入場制限のノウハウがない協会(トヨタと経済産業省と考えて良い)は、明らかに実数をごまかしていました。私が経済産業省に確認したところ、高橋と名乗る女性は、会場内の滞留者数は把握できていません、と答えました。
私は、それ以上突っ込んでも何のメリットもないことから追求してしませんでしたが、官僚やトヨタなんてそんなもの、と確信することができました。菅直人前首相が「官僚はバカ、自分の頭で考えないのだから」というような発言をされていましたが、まさに正論なのです。
私は日立にも確認しました。笑っていました。
もう一つ
「上質サービス企業」造りの法則
〜ITを核にした経営革新〜
平成16年7月
IT等を活用したサービス業の経営革新研究会
http://www.meti.go.jp/policy/servicepolicy/contents/joshitsu.pdfオリエンタルランドも研究対象になっていますが、全くの「ピンボケ」。この指南書作成のために費やされた税金は100万円の単位ではないでしょう。
さて、経済産業省のデタラメ作文は無視して、本題に入ります。第三回はサツキとメイの武蔵野茶んぽ共和国のエネルギー対策について論じてみます。もちろん、脱原発を実現するためにバイオマス発電を進めるという結論です。
入間市の隣に飯能市があります。飯能市には飯能大河原地区企業誘致候補地という70ヘクタールの広大な開発地があります。
http://www.city.hanno.saitama.jp/0000000377.htmlこの場所に、世界最大のバイオマス発電所を建設すべきです。
アメリカのトウモロコシから得たバイオエタノールを使用した発電所を除き、世界最大級のバイオマス発電所は、シンガポールにあります。
<引用開始>
シンガポールでは、太陽光エネルギー利用が最も期待されている。この他にも、木質バイオマスの利用を進めており、現在、バイオマス(20%)・石炭(80%)混焼コージェネレーション(電気・蒸気併給)プラントが建設中(第1期工事)である。バイオマスはパーム油を絞った後に残るパームカーネルシェルを用い、発電出力は101MWで2012年末に完成する。
これに引き続き、第2期目のバイオマス・石炭混焼コージェネレーションプラントの建設が決定され2014年に完成する。第1期と第2期工事を合わせると発電出力は132.5MWとなり、これはバイオマス利用の世界最大規模の電気・蒸気併給プラントとなる。これらのプラントはいずれも日本の丸紅鰍ェ受注に成功した。
http://www.asiabiomass.jp/topics/1111_03.html132メガキロワットとは、約13万キロワットです。日本の原子力発電所の最大発電量は一基あたり100万キロワットから135万キロワットですから、シンガポールのこの発電所の発電量は、原子力発電所一基の80分の1〜100分の1程度ということになります。
日本最大のバイオマス発電所は川崎バイオマス発電所です、
発電量 33,000キロワット
カバー世帯数 40,000世帯
一日当たりの使用木クズ 600トン 10トントラック60台分
http://www.kawasaki-biomass.jp/ 総事業費は108億円で、うち国からの補助金で23億円をまかなう。
http://j-energy.info/?id=300 シンガポールのバイオマス発電所の4分の1の発電量です。
経済産業省は、2030年までに150兆円の投資が必要としていますが、仮に50兆円をバイオマス発電所建設に当てたら、なんと4,630基建設できます。世帯数で1,850万世帯分です。
飯能大河原地区企業誘致候補地に5基のバイオマス発電所を建設すれば20万世帯をカバーでき、飯能市(29,790世帯)入間市(60,918世帯)狭山市(66,079世帯)日高市(22,843世帯)合計179630世帯すべてをまかなえる計算になります。
建設費用は、540億円ですから、あの「私のしごと館」の581億円を下回ります。「私のしごと館」は雇用を生むことはありませんでしたが、バイオマス発電所は、国産材を切り、集め、運搬し、加工するという膨大な雇用を発生させます。
まさに、国民が期待し民主党が進めるグリーン・ニューディールも成就することでしょう。
<引用開始>
「脱温暖化」で250万人に雇用を 民主党が新産業構想
2008年12月6日15時4分
従来型の公共事業ではなく、脱温暖化の事業で「緑の雇用」を創出しよう――。オバマ次期米大統領も訴えて話題になった「グリーン・ニューディール(緑の内需)」構想の日本版を、民主党がまとめた。エネルギー転換や農林漁業再生により、250万人の新たな雇用創出をめざす。政権獲得後の中長期政策の軸に据えるよう、コストや具体策の検討を進める。
<引用終了>
http://image02.wiki.livedoor.jp/e/2/ewa512/95d75cb9.pdf飯能大河原地区企業誘致候補地には、背後に広がる大森林を活用した木質バイオマスペレットやバイオエタノールを製造する企業も誘致することで、地域経済も再び「経済離陸」していくことでしょう。
日本の産業界もバイオマスの大量生産を待ち望んでいます。日本製紙の2007年の取材記事をご覧ください。
<引用開始>
稼働に伴い、重油ボイラー3基のうち1基を止めた。同工場の重油使用量は以前の6割減の年3万7千キロリットルに。重油の購入量が減り、木くずなどの購入費を差し引いても収益が良くなった。「計画時は年10億円の改善を見込んだが、原油高騰で20億円超に上りそう」と兼子誠工場長。
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http://www.asahi.com/special/070110/TKY200702060316.html<引用開始
日本製紙G、14年に営業益700億円計画 「バイオマス」売電など注力
2012.5.23 17:56
企業の注目ニュース 日本製紙グループ本社は23日、2012〜14年度までの中期経営計画を発表した。東日本大震災で被災した主力の石巻工場(宮城県)の復興や、洋紙、板紙などの市況改善などを見込み、14年度の営業利益は、11年度比でほぼ倍増となる700億円を目指す。新規事業として、バイオマス発電などによる売電に注力する方針も示した。
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http://www.sankeibiz.jp/business/news/120523/bsc1205231757013-n1.htmチリ地震によりチリから22%の木材チップが輸入されていたことが分かりました。日本の森林に雇用を発生させないで、チリで雇用を発生させている、その理由は日本の商社が儲からないといけない仕組みを自民党政権が築き上げてきたからです。
東日本大震災を体験した日本人の中に、日本の財産である70兆円木質バイオマスを利用しない手はない、と考えない人はどれだけいるでしょうか。私は一部の商社の人間だけだと思いますが。
森林機能の評価額 年間70兆円
http://www.shinrin-ringyou.com/forest_japan/shinrin_hyouka.php70兆円は消費税28%分に相当します。もちろん、すべてを取りだすためにはそれなりの投資が必要ですが、経済産業省は150兆円の投資が必要としているのですから、その資金で森林機能を最大限活用する、世界一の森林活用システムをつくり上げるべきです。
宮脇昭著 「木を植えよ」
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「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の著者エズラ・ボーゲル博士でした。彼は、こう続けました。
「私が『ジャパン・アズ・ナンバーワン』を書いたとき、日本人からは私たちがナンバーワンなどということはありえない、アメリカ人は頭がちょっとおかしいんじゃないか、と言われたものです。
しかし、それから十年ほどたって、短い時間ではありましたが日本は経済的な面も含めてアメリカがねたみたくなるほど発展しました。
ひるがえって今の日本はどうでしょう。中央政府も地方自治体も企業も一般市民も、後ろ向きでアリ地獄はまったような状態で覇気を失っています。
やはり私の予測は間違っていたんじゃないかと最近憂鬱な思いをしていました。
しかし今日あなたの講演を聞いて、大変元気づけられました。
スライドが示したように、生態学者が現地調査によって科学的な脚本を書き、市民が主役で、足元から『チンジュノモリ』に象徴される土地本来の森づくりを日本から世界に発信していけば、日本は私の予測どおりに再び世界のナンバーワンになるはずです」
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さて、もうお分かりでしょう。サツキとメイの武蔵野茶んぽ共和国では、飯能で生産された木質バイオマスペレットやバイオエタノールで自家発電します。さらに、です。収益金で付近にバイオマス発電で得たエネルギーによる生ごみ乾燥施設をつくり、生ゴミの焼却ゼロにして再生させるという社会実験に取り組みます。
日本人は、原発ゼロのためならと、協力を惜しまないはずです。11兆円の廃棄食料をゼロにすることも不可能ではないと思います。
私の座右の銘は「絶対できないと、絶対に言わない」です。これは、東京ディズニーランドのミクロアドベンチャーのプレショーエリアのテロップに書かれた名言です。
脱原発の流れを確実にするサツキとメイの武蔵野茶んぽ共和国構想も絶対にできると確信します。
必ず日本人が元気になるテーマパークを生み出しましょう
http://dream333.seesaa.net/article/289164105.htmlテーマパークのつくり方とミッキーの十戒
http://dream333.seesaa.net/article/290054791.htmlサツキとメイの武蔵野茶んぽ共和国@
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http://dream333.seesaa.net/article/290052198.htmlサツキとメイの武蔵野茶んぽ共和国C
http://dream333.seesaa.net/article/290407564.htmlサツキとメイの武蔵野茶んぽ共和国D
http://dream333.seesaa.net/article/290579435.html