2013年度予算の概算要求総額が、東日本大震災の復旧・復興予算を管理する特別会計と一般会計の合計で100兆円を上回る見通しであることが6日、明らかになった。要求総額は、震災復興予算を含め98兆4686億円だった12年度を上回り、過去最大となる。
一般会計の要求額は97兆円台半ばで、このうち政府が「日本再生戦略」で掲げた「エネルギー・環境」など重点分野の要求額は2兆円前後とみられる。各省庁の要求は7日に締め切られる。
復興予算は要求に上限を設けなかったため12年度の3兆5000億円を上回ったほか、国債の元利払い費が2兆円余り膨らみ24兆6455億となったことが、要求総額を押し上げた。
[時事通信社]