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クレディセゾン ネット閲覧情報収集停止9月6日 5時58分
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大手カード会社のクレディセゾンは、パソコンに「ツールバー」と呼ばれる仕組みを導入した利用者から、インターネットの閲覧履歴などの情報を収集していましたが、利用者に対する説明が不十分だったとしてサービスを停止し、収集した情報を削除することになりました。
大手カード会社のクレディセゾンは、去年4月から、インターネットの検索などが簡単にできる「ツールバー」と呼ばれる仕組みを導入した利用者に対して、商品と交換できるポイントを提供するのと引き換えに、インターネットのどのようなサイトをいつ閲覧したかなどの情報を収集していました。こうした情報は、クレディセゾンのほか、韓国の大手IT企業にも提供されていましたが、クレディセゾンは、情報の収集についての利用者に対する説明が不十分だったとして、5日、サービスを停止するとともに、これまで収集した情報をすべて削除すると発表しました。
これについて、クレディセゾンは「説明に不十分な点があり、利用者の皆様にご心配をおかけして申し訳ない」とコメントしています。ツールバーを通じたネットの閲覧履歴の収集を巡っては、「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが、先月、サービスの提供を始めてから2週間で休止するなど問題が相次いでいます。
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