2012年09月01日
/武蔵小金井始発の中央線下り/クハ115系/しなの@長野駅ホームにてかき揚げそば/なにものや@長野県上水内郡信濃町にて中華そば小、カレーライス/妙高3号/特急北越6号/魚津駅/はじめ家@富山県魚津市にてラーメン、タマネギ/上越家@新潟県上越市にてラーメン、モヤシ/長野駅/![](/contents/097/222/656.mime4) ネットカフェではついビデオを観てしまって仮眠できず、それでも出発時刻に近くなるとうつらうつらしてしまいます。 危ない危ない、頑張って部屋を出て、駅までの途中にある松屋で牛めし。 ちなみに6時間980円でソフトドリンク飲み放題、マンガ読み放題、ビデオ見放題でした。 |
![](/contents/097/222/657.mime4) 武蔵小金井始発の中央線下りで出発、高尾、大月、甲府、松本と乗り換えて長野へ。 |
![](/contents/097/222/658.mime4) 甲府から北はクハ115系ばかり乗ることになります。 ライトグレーにライトブルーのラインが入っていて、軽快に走ると言うよりどんな雪でも雨でも負けないぜ的な力強さを感じます。 |
![](/contents/097/222/660.mime4) 長野での乗り換えは次の電車まで30分以上あるので、ちょうど営業していた駅ホームの立ち食いそばのしなの@長野駅ホームにてかき揚げそば360円。 着いたホームの立ち食い蕎麦屋だったらラーメンもあったんだけど、なぜか休憩中でした。 |
![](/contents/097/222/661.mime4) 理由はよく分かりませんが、厨房は一段も二段も低くなっていて、やりにくそうだったなぁ。 よく分からないけどそばが美味しかったなぁ。 |
![](/contents/097/222/662.mime4) して、定刻通り11時5分に古間(ふるま)駅に到着、無人駅かと思ったらみるからに民間委託された私服の駅員さんが切符の確認や駅舎の掃除をされていました。 駅を出てタクシーがあったら躊躇せずに乗ろうと思っていましたが、タクシーどころか駅に降りるお客さんは自分1人、改札(?)をでると人っ子1人いません。 |
![](/contents/097/222/663.mime4) 全てを諦めてアイフォーン片手にお店への道を歩き出します。 地図で見たときには「30分も歩けば着くな」と軽く考えていましたが、神奈川や東京となんら変わらない暑い日差し、お店がこの道の先にあると分かっていても不安が募ります。 |
![](/contents/097/222/664.mime4) 半分ほどは県道で歩き、残りは国道18号線ですが、緩やかな上り坂とは。 道路脇の歩道は途中で何度も草木に追われていて車道を歩かざるを得ません、って、この道を人が歩くのは何年ぶりなんだろうか。 |
![](/contents/097/222/665.mime4) 登りきって少し平ら土地にドライブインがあり、そのドライブインに併設される形でなにものや@長野県上水内郡信濃町があります。 ああ、開いてて良かった。 お店のことを調べたら須坂市にもお店があるのですが、何とはなしにこちらの店へ、駅から徒歩でこの店に来た人ってこの店が開業してから何人いるんだろう。 店内に入るとがらーんと広くて、空いているテーブル席でゆったりとメニューを選ぶ、、、イメージでしたが、「いらっしゃいませ、食券をお願いします」ってイメージぶちこわし。 |
![](/contents/097/222/666.mime4) メニューは中華そばとカレー、夏期限定で冷やし中華もあり、中華そばは大400円、小350円とラーメン二郎タイプですが、「ラーメン単品で500円以下だったらサイドメニューも頼む」事にしているので、カレーの食券も買いました。 食券を持って空いている席に座って、、、ではなくて、食券受付口に並べられている食券箱に入れて、って、その前に空いている席の箸立に書かれている番号を覚えないと。 |
![](/contents/097/222/667.mime4) ということで、チョーさんのファン(と言うわけでもないけど)なら必ず選ぶ番号の小上がりに上がって、いや、座る前にお冷やを汲んできて、靴を脱いでのんびりと出来上がりを待ちます。 店内は4人掛けの小上がりが5卓、6人ずつ対面の12人掛けのテーブルが2つ、時間帯によっては満席になるのかなと思いを巡らせましたが、昼営業のみでした。 |
![](/contents/097/222/668.mime4) 6分ほど待って中華そば小350円、カレーライス300円、小を頼んだのは私くらいで他のお客さんはみんな大を頼まれていました。 見た目は「創業以来、ずっと変えてないよ」的な麺相、先ずはスープを飲んでみると鶏ガラ、豚ガラに加えて煮干し出汁の味わい。 そのスープにはこれしかないと思えるほどピッタリの縮れた細麺、いわゆる素朴な味、いわゆる中華そば、じんわり美味しいですね。 トッピングは薄いバラ肉チャーシュー、メンマが2本、板海苔、白ねぎ、ゆで玉子が半身かと思ったらスライスされた1枚でした。 |
![](/contents/097/222/669.mime4) カレーは具の調理具合から想像すると家庭的な調理方法で、辛くも甘くもない中辛。 ライスは思ってより多かったけど、ハーフとかミニがないので(値段はともかく)このサイズを食べるしかありません。 お客さんはひっきりなしで、満席にはならないけど常時調理されている感じ、流行っているんですね。 ご馳走様でした。 |
![](/contents/097/222/670.mime4) 地元の信濃中学校作の「沸きたつ」を眺めながら来た道を同じ時間だけかけて戻ります。 行きが上り坂だったので帰りは下り坂、日差しは全く変わっていないけど風が出て来て少しだけ気持ちいい。 |
![](/contents/097/222/671.mime4) 次の下りまで20分、地方に来たら20分程度では待ったウチに入らないけど、特にすることもないのでセルフタイマーで記念撮影。 まあ、この駅で降りる人も乗る人もいませんからね(この日のこの時間には)。 |
![](/contents/097/222/672.mime4) 直江津駅までは妙高3号の自由席に、特急料金なしに乗れるのは嬉しいのか嬉しくないのか。 贅沢な話しだけど、地方に来たら地方のローカル線に乗りたいですよね。 |
![](/contents/097/222/673.mime4) とは言いながら、直江津からは時間と電車の便の関係で特急北越6号で魚津へ。 特急に乗ると特急券はおろか乗車券も青春18きっぷ対象外になってしまい、今回のラーメン修業の電車代の半分以上は魚津行きに費やされました。 かたくなに普通電車(経費節減)にこだわると、3本に1本しか走っていないこともあって、今日のタイミングでは到着に2時間くらい差が出てしまいます。 ラーメン屋の営業時間、駅からの移動時間、お店を回る順番を出発前に何時間も掛けて検討しても。 |
![](/contents/097/222/674.mime4) さて、魚津駅。 富山にはこれで3回目だけど、2回とも富山駅で降りているので魚津駅で降りたのは初めてかな。 駅から少し距離があるからバスがあれば乗りたかったのでバス停を見ると、ちょうど駅の回りを周遊しているらしいバスが来ていたのですが。 乗る路線どころか、降りるバス停も分からないので、そのままスルーして歩くことにしました。 まあ、言葉もないほど閑散とした大通りをまっすぐ歩くだけなので、16分歩くだけなので。 |
![](/contents/097/222/675.mime4) はじめ家@富山県魚津市、家系直系店9店舗の8店舗目、残るは1店舗。 お店には「9/3、9/4はお休みします」と臨時営業の貼り紙、危なかったよう、ここまで来て臨休くらったらこのまま日本海に沈んでしまうかも知れない。 雪国というほどではないでしょうけど冬は寒い地域なので二重ドアかと思ったら、家系直系の店舗は殆ど二重ドア、店外待ちでも屋根の下でという配慮でしょうか。 |
![](/contents/097/222/676.mime4) お店に入るなり野太いのと甲高い声でご挨拶、調理をされていても食器を洗っていてもちゃんとお客さんの方を見て目で挨拶する、当たり前のようでできていないお店のなんと多いことか。 明らかなアイドルタイムであっても常時数人のお客さん、ぽつりぽつりとお客さんが入ってきます。 券売機でメニューを見てみると値段やトッピングの種類も直系の名に恥じず、ボタンの空きを「ラーメン」で埋めるところも同じですね。 |
![](/contents/097/222/677.mime4) 現金会計のトッピングはタマネギ、キクラゲ、コーン、わかめ、キムチといずれも50円以下で本日のサービストッピングとしてタマネギ30円とされていました。 横に長いカウンターは13席と5席、奥の小上がりは4人掛けが2卓、長いカウンター席に座ってプラ券を渡すと「お好みはありますか」と聞かれますので、普通でお願いしました。 卓上には刻みしょうが、ラーメン酢から始まって行者ニンニク、粗挽き唐辛子としっかりとラインナップされていてワクワクします。 |
![](/contents/097/222/678.mime4) ラーメンの出来上がりの時間では読み切れないほど店内には貼り紙があって、読みながら店主さんの調理を眺めていると、お客さんが窓越しに見えるやいなや「小アジコメ」とか「薄め塩チャーシュー3枚」とか食券を買う前から準備、お客さんが食券(プラ券)を出すとちゃんと確認してから調理。 家系のお店ではごく普通に見かけられる風景ですが、覚えている顔は数百人と聞きます、私には100回生まれ変わっても無理。 |
![](/contents/097/222/679.mime4) そうこうしているウチにラーメン640円、タマネギ30円、ドンブリがテーブルに置かれた瞬間に香り立つ深く包まれてしまいます。 ラーメン丼は少し深さのあるお皿に乗せられていて、先ずはレンゲでスープを味わうと豚骨醤油、豚骨出汁と醤油ダレではない「豚骨醤油」というスープ、素晴らしい。 二口、三口とスープを味わったら麺、家系御用達の酒井製麺の平打ち麺はスープとの相性が抜群で、このスープにしか合わない。 チャーシューは燻製された味わいでもの凄く美味しい、塩チャーシューも味見するべきだったか。 |
![](/contents/097/222/680.mime4) どっさりとほうれん草、たっぷりと刻みタマネギ、大きな板海苔が3枚(この3枚ってのが大切)、たまらないなぁ。 気が付いたらスープを飲み干してしまったじゃないですか、これだから美味しいラーメンってのは連食に向かないんですよね。 ご馳走様でしたと大きめの声で店員さんに挨拶し、お店を出たら大通りに車が沢山走っていて駅は右手、、、ってここは横浜駅西口じゃなかった。 お店を出たら駐車場に停めてある車に向かって、、、って目の前の通りは環状2号線じゃなかった。 魚津には横浜の飛び地がある。 |
![](/contents/097/222/681.mime4) ここが今回のラーメン修業の最遠地で、あとは来た道を戻ります。 ぐるりと一筆書きのように回れると一番効率がいいのですが中々そういうわけにもいかず、今回のように一番遠い店に行ってから戻ってくる行程を取ることが多いです。 行きは電車の便と時間の関係で特急に乗って58分でしたが、戻りは普通列車ですので1時間50分の行程です。 日本海でも眺めながらのんびりと旅気分でも味わいますか。 |
![](/contents/097/222/682.mime4) さて、直江津駅を降りてタクシー乗り場に向かい、お店の名前を告げて「ラーメンを食べ終わるまで待っていて下さい」と運転手さんにお願いします。 ラーメン屋まで往復1時間ほど歩き、食べる時間を考慮しても十分ホテルの駅まで戻れるのですが。 50歳を超えると考えている以上に身体は動きませんし、思っている以上に疲労は取れませんので、無理をしないでタクシーを調達。 往復とラーメン屋の駐車場での待ち時間を含めて3000円弱、ラーメン修業は安くは済まない。 ※この写真を見て「なんでこんな場所に?」とツッこんでくれる人、いるかなぁ。 |
![](/contents/097/222/683.mime4) 上越家@新潟県上越市、(まだラーメンを食べていないけど)これにて家系直系全店制覇、今頃になってしまい大変遅くなりました。 どうでもいいことですが、家系を語るなら家系直系を全店回るべきだなと思って調べてみると、全て神奈川県内に収まっていないどころか関東圏を出ているお店もあります。 |
![](/contents/097/222/684.mime4) 今後も直系店は増減するでしょうから現時点での店舗を記すと吉村家@横浜市(1974年創業)、杉田家@横浜市(1999年創業)、環2家@横浜市(2000年創業)、はじめ家@富山県魚津市(2001年創業)、まつり家@藤沢市(2003年11月創業)、横横家@横浜市(2004年)、高松家@香川県高松市(2005年9月)、厚木家@厚木市(2005年11月創業)、上越家@新潟県上越市(2009年7月)の9店舗。 王道家@千葉県柏市(2003年1月創業)は直系として大きなポスターに掲載されたままですが、自家製麺を使いたいがゆえに独立されています。 |
![](/contents/097/222/685.mime4) 直系と同じかそれ以上に美味しい本牧家、六角家、横濱家が「直系」ではないのは歴史にゆだねます。 少し出っ張った小部屋を通って二重ドアを介して店内に入るのははじめ家@魚津市と同じ、店内に入れば「いらっしゃいませ〜」と野太いのと甲高いので迎えられるのも同じ。 券売機は家系らしく2台、メニュー構成や値段はほぼ同じ、塩チャーシューが用意されているのも同じ。 |
![](/contents/097/222/686.mime4) プラ券を買って空いているカウンター席へ、L字カウンターは13席と3席、小上がりは6人は座れそうなのが2卓。 お好みは普通でお願いしてカスターセットのチェック、おおっ、おろし生姜がある、あれっ、行者ニンニクが置かれていません。 生ニンニクは劣化を防ぐために冷蔵している場合があるので、頼めば出してくれるかも知れませんけど。 |
![](/contents/097/222/687.mime4) ちゃっちゃと平ザルで湯切りする音を心地よく聞きながら出来上がったラーメン640円、モヤシ30円。 丼、箸、レンゲも同じなのはなぜか分からないけど、受け皿はこちらの方が浅めでした。 味については「家系直系の味」ですのでそれ以上の説明は要りません、新潟にも横浜の飛び地があるとは知りませんでした。 ぐいっと胸ぐらを掴まれる豚骨醤油スープ、平均的なスープより少し薄めですので「普通の」を味わいたい人は「濃いめ」オーダーがいいでしょう。 |
![](/contents/097/222/688.mime4) 問答無用の酒井製麺の中太平打ち麺、やや固めながら自分的にはベストの茹で加減、普通を味わいたい人は「やや柔らかめ」でしょうか。 茹でモヤシに隠れて見えませんが、燻製が掛かった(あくまでもイメージです)チャーシューは2枚、たっぷりの茹でほうれん草、真横かと思うほど傾けて刺さっている板海苔は3枚。 途中から粗挽き唐辛子とおろし生姜で味変を楽しみます。 ああ、美味しかった、ご馳走様でした。 |
![](/contents/097/222/689.mime4) 急いで、って駐車場に待っているので十秒足らずですが、タクシーに戻って駅に戻っていただきます。 あとはまた越中を東に西に走り回っている電車にて長野へ。
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![](/contents/097/222/690.mime4) 長野駅回りにはそれなりにラーメン屋さんがあるので、調べれば行かなくちゃいけないお店もありますが、またの機会に。 十数年前にここで冬季オリンピックが開かれたんだよな、世界中から人が押し寄せてきたんだよな。 |
posted by ふらわ at 00:00|
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