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コスタリカでM7.6の地震
9月6日 1時36分

コスタリカでM7.6の地震
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アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の5日午後11時40分ごろ、中米コスタリカでマグニチュード7.6の地震がありました。
震源は首都サンホセからおよそ140キロ離れた太平洋側の沿岸部で、震源の深さは40.8キロと推定されています。
ハワイにある太平洋津波警報センターは、日本時間の6日午前0時25分現在、この地震で、コスタリカ、パナマ、ニカラグアの3か国に津波への警戒を呼びかけています。
気象庁は、6日午前0時49分に、日本の沿岸で若干の潮位の変化があるかもしれないが、津波の被害の心配はないと発表しました。

コスタリカの首都サンホセにある日本大使館の職員は、NHKの取材に対し、「大使館で棚から物が落ちたりしたが、壁が崩れるといった大きな被害はなかった。今のところ、コスタリカに滞在している日本人にけが人が出たという情報はなく、現在、一人一人に電話をして安否の確認をしている」と話しています。
コスタリカの首都サンホセにある赤十字によりますと、沿岸部の都市で数人がけがをしたという情報が入っているということです。
震源に近いコスタリカのニコヤ半島の海沿いにあるホテルの女性従業員は、「今まで感じたことがないほどの強い揺れで、受付の棚から書類などが落ちてきました。当時レストランにいた4人の宿泊客にけがなどはなく、みんな一斉にフロントに集まり揺れが収まるのを待ちました」と話していました。
現地では今も余震とみられる揺れが続いているということで、このホテルでは、これから宿泊客を安全な場所に避難させるということです。
また、コスタリカのプンタレナスにあるホテルの従業員は「ものすごく強い揺れが続き、ホテルの床が落ちてしまった。周りの人たちにけが人はいないようだ」と話していました。

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