おみず
作 りゅうちゃん
空の夢は
雲から生まれる
霧から生まれる
雨から生まれる
想いに形を見せるのが
おみず
敏感な人は
ゆーれいや 妖精を みたりするけれど
それは
空気中のお水に映し出された ゆーれいや土地の記憶の痕跡を
水が 姿として 写してくれるから
だから
ゆーれいや 妖精は 水気の無いところにはあらわれない
水がないと
想いを写せないから
おみずは
さまざまな想いを映し出してくれる
雲や 霧 雨として
姿を見せてくれる
木の想い
石の想いも
おみずは映し出してくれる
だから雨が降った後の森は
妖精や 精霊で あふれかえっている
みんなの姿を写すのが
おみず
人やねこが 今の姿で 見れるのも
りゅうちゃんが りゅうちゃんの姿で 見られるのも
おみずが
姿を映してくれてるから
おしまい
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こはるの鯉
作 さくら
こはるの鯉が
帰ってきた
井の頭公園で
こいさん達と おともだちになった
それから
さくや こはたちのアパートにも遊びに来て 鯉の夢をよく見ていた
お空を泳ぐ夢
それがいつの頃からか
こいさんの夢を見なくなり
こいさんにも出会わなくなった
木更津に引っ越してから
数回 こいさんを
見かけただけだった
でも
こはるの鯉が 昨日帰ってきた
ゆめだけじゃなく
現実に かえってきた
こいさんにごはんをあげたら
亀さんと かもさんも来た
井の頭公園の時と
一緒のお友達たち
さくは
その写真を見て
こはるー ただいまー と言っているの 聞こえた
これから
こはは もっともっと
おさかなさんたちと 仲良くなる
そして
さくとこはは また一緒に
空を泳ぐ夢を見る
こいさん |