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【格闘技】

興毅 オヤジの強さ見せる 12・5地元大阪で統一戦

2012年9月6日 紙面から

 WBA世界バンタム級休養王者・亀田興毅(25)=亀田=が5日、静岡県御殿場市内で合宿をスタート。4度目の防衛戦だった4月4日のマナカネ戦で左拳を負傷し、休養扱いとなっていたが、5度目の防衛戦として12月5日に大阪・ボディーメーカーコロシアムでの同級暫定王者ウーゴ・ルイス(25)=メキシコ=との王座統一戦が内定したことをこの日明らかにした。

 ルイスとは4度目の防衛戦で指名試合となっていたが、交渉が折り合わず消滅。結局、下位ランカーのマナカネとやることになり「弱い相手ばかり選んでいる」と批判にさらされたこともあった。

 ルイスは31勝(28KO)1敗と抜群のKO率を誇り、“最強挑戦者”と言っていい。身長は興毅より12センチ高い178センチ、リーチも約15センチ、ルイスの方が長い。苦戦も予想されるが、興毅は「負ける相手じゃない。普通にやれば勝てる。勝ったら防衛を続けるか、スーパーフライに階級を下げて、4階級狙うか」と強気の弁だ。

 3日には長男が誕生したばかり。「子供が生まれたら気が引き締まるというけど、逆に緩んだ。抱っこした瞬間、いろんなことがどうでもよくなった。目も二重でジャニーズ系。ボクシングも俺の代で終わりかなぁ」とメロメロ状態だが「合宿も行きたくなかったけど、心を鬼にして来た」とキッパリ。次戦はオヤジの威厳にかけて、負けられない。 (竹下陽二)

 

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