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【大リーグ】

ヤンキース、最大10差追いつかれた!?

2012年9月6日 紙面から

◇レイズ5−2ヤンキース

 首位を独走してきた常勝軍団がついに捕まった。約3カ月近く守り抜いてきた単独首位の座を奪われ、オリオールズに並ばれてしまったジラルディ監督と主将ジーターは試合後、「得点する方法を何とか見つけ出さないといけない」と異口同音に話した。

 8月に入ってから自慢の強力打線は鳴りを潜め、最近5試合では1試合あたりに2・6得点。ヒットの数でも1990年8〜9月に記録して以来となる5試合連続6本以下と貧打ぶりが際立つ内容。地区優勝を争う同地区のライバル2チームに1勝4敗と劣勢を強いられている状況だ。

 6日(日本時間7日)からは敵地でオ軍との天王山4連戦も控えるが、チームが危機的な状況に置かれた中でも精神的支柱である主将のジーター遊撃手は「チームが苦しんでいることは確か。明日この状況から抜け出せたらいいと思う。残り試合を全部勝てれば何の問題もないさ」。ベテランらしく悠然と構えていたが、オ軍のみならず地区3位のレイズにも肉薄される中、危機感が薄いのは気になるところ。

 まずは5日(同6日)のレ軍との3連戦最終戦で先発する黒田博樹投手(37)がチームの連敗を止め、いい流れを自軍に引き込むことが重要。残り27試合、後続の追い込みが厳しい中、“馬なり”でのゴールは難しい。ムチを入れるときがきたようだ。

 

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