JICA中国代表、対中ODAの今後を語る 「中国を繁栄した国に」
政府開発援助(ODA)の一環として中国を30年間にわたり支援し、両国の信頼関係の維持・発展に貢献してきた国際協力機構(JICA)。人民網日本語版はこのほど、JICA中国事務所の中川聞夫(なかがわ・きくお)所長を中日国交正常化40周年記念のインタビュー番組に招き、JICAをはじめとする対中ODAの歩みや現状、今後の見通しを聞いた。
▽契機は中国の改革開放 官民挙げ「中国を繁栄した国に」
1972年の国交正常化から40年間の発展を遂げてきた中日関係。JICAをはじめとするODAの中国への取り組みはその約10年後の1980年から本格的に始まった。その最も大きなきっかけとなったのは、中国政府が1978年に対外改革開放政策を決めたことだ。「それまで中国は基本的には、自力更正ということで、外国からの支援に頼らない国づくりを目指していたが、1978年12月に改革開放政策が始まり、それに合わせて外国からの投資や資金協力、技術協力などを受ける方向へ方針転換した」
最初の円借款が出される時、日本の企業も上海・宝山製鉄所の建設に協力していた。「つまり中国が安定した繁栄した国になるようにということで、官民を挙げての協力体制がここで始まった」(編集YT)
「人民網日本語版」2012年8月29日