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【プロ野球】

ハム痛恨逆転負け 西武と1・5差

2012年9月6日 紙面から

◇楽天10−5日本ハム

 楽天が逆転勝ちし、1分けを挟む連敗を3で止めた。4−5の8回、1死満塁から内野ゴロで同点。さらに聖沢の勝ち越し左前打などで計4点を奪った。9回にも銀次の2ランで加点した。高堀がプロ初勝利。日本ハムは増井が誤算。

 突然、暗転した。日本ハムは1点リードの8回に「勝利の方程式」の増井をつぎこんだが、1死満塁から岡島が放った遊ゴロを金子誠がまさかのファンブル。名手のミスで同点に追いつかれた後は聖沢と牧田に連続適時打を献上。一時は3点リードだった試合は痛恨の逆転負けに変わった。

 「勝たなきゃいけない試合だった…」と栗山監督。さすがに心の整理が必要だったのだろう。報道陣の前に姿を見せたのは試合終了から30分もたった後。「責任はこちら側にある」と傷心のナインをかばい続けた。

 サヨナラ勝ちした首位の西武とのゲーム差は1・5に拡大。4失点の増井のほかにも1イニング2ボークのモルケンなど懸念材料が続出した。しかし、栗山監督は「振り返る暇はない。がむしゃらに戦っていくしかない」。必死に、前だけを向いた。 (川越亮太)

 

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