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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【プロ野球】巨人大敗でも悲壮感なし マジックは17に2012年9月6日 紙面から ◇阪神6−0巨人阪神が巨人戦の連敗を9で止めた。メッセンジャーは12奪三振で完封し、7勝目。打線は3回に平野からの3連続適時打などで4点を先取。4回には鳥谷の適時三塁打などで2点を加えた。巨人は守備の乱れが響き、5連勝でストップ。 こんな日もある。巨人は投手陣が序盤で6点を失い、打線は先月16日の中日戦以来となる零封負け。連勝は5でストップし、9連勝中だった阪神にも5月5日以来の黒星。それでも2位・中日の敗戦でマジックが17に減り、ペナントフラッグには、また一歩近づいた。 打つ手なし。川の流れに身を任せるように、ゲームセットを迎えた。無得点試合は今季11度目。1人の投手に完封を許したのは4月21日のヤクルト・赤川(神宮)以来3度目。6点差での敗戦は今季の最大。そうしたマイナスのデータが気になることは、全くない。 試合後の会見に臨んだ原監督の口調も淡々としたものだった。「今日は江柄子(えがらし)と小山の2人でいこうと思っていた。もう少し、江柄子も長く投げてくれれば良かったけど、高木康のところでプランニングが狂いましたね」 勝負の分岐点は3回。ルーキーの江柄子が2失策も絡んで1点を失い、2死二塁としたところで早々に高木康にスイッチ。このベテラン左腕が大誤算だった。四球と3連打でさらに3点を奪われた。序盤のビッグイニングで勝負の行方は決した。その後は淡泊な試合展開。攻撃陣はわずか4安打と粘りを欠き、6回には左膝を痛めている阿部をベンチに下げた。「向こうが良かったのか、こっちが悪かったのか。その両方かな」と岡崎ヘッドコーチ。悲壮感とは無縁。絶対的優位の余裕がにじみ出る1敗だった。 (井上学) PR情報
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