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パパ興毅 暫定王者ルイスと王座統一戦!12・5有力

下半身強化のトレーニングを行う興毅
下半身強化のトレーニングを行う興毅
Photo By スポニチ

 プロボクシングの亀田3兄弟が5日、静岡・御殿場市内での強化合宿を公開した。長男でWBA世界バンタム級王者・興毅(25=亀田)は5度目の防衛戦で、WBA世界同級暫定王者ウーゴ・ルイス(25=メキシコ)と王座統一戦を行うことを明言。12月5日にボディメーカーコロシアム(旧大阪府立体育会館)での開催が有力で、近日中に発表される。

 ビッグマッチがついに実現する。御殿場合宿初日の練習を公開した興毅の頬には大量の汗が伝い、刈り上げた頭からはオーラのような湯気が立っていた。地獄のメニューを終えると拳を握りしめ、「次はウーゴ・ルイスや。とりあえず気を引き締めてやるだけや」と言葉に力を込めた。

 昨年12月の3度目の防衛成功後、ルイスは指名戦の相手として浮上していた。日程が合わずに一時は交渉は決裂したが、試合を管理するWBAから年内の対戦指令があり両者の間で合意。あとは最終的な契約を残すのみとなった。

 WBAバンタム級で最強を証明する頂上決戦だ。ルイスは通算31勝28KO1敗で、KO率87・5%の超ハードパンチャー。1メートル78とバンタム級では長身で、1メートル83の長いリーチから繰り出す右ストレートを武器に4度の防衛を重ねてきた。身長で12センチ、リーチは15センチも劣る興毅だが「中盤から後半にチャンスが来る。いかに仕留められるかやな」と自信を示した。

 興毅は過去29戦で1敗を喫しているが、それはWBCフライ級王者時代の10年3月に暫定王者ポンサクレック(タイ)との王座統一戦だった。今回は2度目の統一戦。前回の雪辱を期す興毅は「負けたら話にならん」と決死の覚悟で挑む。

 3日には待望の第1子となる長男も誕生し、父として自覚も芽生えてきた。この日も長男を風呂に入れる練習があったが「振り切って来た」と愛息の写真を保存した携帯電話を握り、強化合宿に突入した。統一戦を迎えるころには長男も3カ月となる。「試合に向けて最強の体づくりや。劇的ビフォーアフターしてまうで」。難敵が立ちはだかるパパ初戦を白星で飾るため、まずは肉体改造から着手する。

[ 2012年9月6日 06:00 ]

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