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未来のために過去を知るー3.11までの原発の歴史を伝える「原発絵本プロジェクト」

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【お詫びとご報告】現在のプロジェクト進捗状況と、電子絵本制作スケジュールの変更のお詫び

こんにちは。原発絵本プロジェクトの代表・小野美由紀です。

前回のご連絡以降、本来ならば定期的にご報告するべき所でしたが、活動報告に間が空いてしまいました。

ご支援いただいている皆様の中に、ご不安ご心配をおかけしたこと、誠に申し訳ございませんでした。

この度は、現在の本プロジェクトの状況報告、および絵本の制作遅延についてお詫び申し上げたくご連絡差し上げました。

皆様のおかげで無事資金調達達成させていただき、3月以降、制作活動に
入っていた原発絵本プロジェクトですが、
立ち上げ当初は私代表の小野と、作画担当の絵本作家の二人で活動を
始めたものの、電子絵本の作成にあたり、デザインディレクターの倉橋が本格的に参入し、
またプロのアニメ脚本家である大場小ゆりや、
音楽担当のEAのボーカリスト・マイカルブテなどを加え、
また、紙媒体での出版の話などもあり、
プロジェクト自体が大きくなって参りました。
そのため、少しでもクオリティの高いものを作成したく、
また、絵本の要であるひだかの作画に時間をかけたく、当初の予定で会った7月完成の予定を遅らせ、
プロジェクトのスケジュールを一旦、練り直すこととしました。

電子絵本として読み応えのあるものを作成するべく、
最終的に良い物を作り、みなさまにお届けしたいとの思いから、
完成予定を来年の3月に改めさせていただきます。

また、私自身、ストーリー制作に悩む所が大きく、それがスケジュール進行に響いたのも事実です。
原発を巡る情勢は昨年3月より大きく変化しました。
反対運動が大勢の人数を集めて展開される、
また原発反対の音楽イベントが開催されるなど、
原発を巡る「表現」に大きな変化があったように感じる半年間でした。
そのため、昨年4月の立ち上げ時に思い描いていた「原発の歴史を伝えることで
未来を考える」というコンセプトだけでは世の中の皆様のニーズに
答えられないのではないか、という思いから、一度、大幅にストーリーを書き換え、
そのため作画の制作も一時、中断しておりました。
ストーリーの最終版を決定するまでに
迷いの期間が長く、結果、絵本の制作全体に遅れがでてしまいました。
脚本担当の大場と話し合いを重ねておりましたが、ようやく最終決定稿ができあがりましたので、
9月中旬より、実際の制作作業に入る予定です。

楽しみにしてくださっているみなさま、お待たせしてしまい申し訳ございません。

今後も製作過程については、facebookページ
http://www.facebook.com/genpatsuehon
または本サイト
http://teamepon.com/
電子絵本のティザーサイト
http://live.teamepon.com/にて
ご報告差し上げる予定です。
時間のかかるプロジェクトではありますが、一歩一歩、前に進めてゆきたいと思いますので、
ご支援いただいた皆様、今後共、当プロジェクトを何卒宜しくお願い申し上げます。

それでは失礼致します。
小野

【お知らせ】話題の新生バンド「EA(エア)」から、電子絵本に楽曲を提供いただけることが決定しました

【原発絵本プロジェクトよりお知らせ】今夏発売予定の電子絵本に、話題の新生バンド「EA(エア)」から、震災以降に制作された楽曲『ひので』をご提供いただけることが決定しました。

詳細はこちら:http://teamepon.com/news.php?id=9

私たちにとって、大変嬉しいニュースです!

EA(エア)公式サイト:http://www.ea-she.com/
先月アルバムをリリースしたばかりのEA。

元気玉プロジェクトで、私たちのプロジェクトを知っていただいて、EA側の申し出によって、楽曲の使用が実現しました。

突然メッセージをいただいた時にはとても嬉しくて。
楽曲『ひので』も、「絵を見てこの曲がすぐに思い浮かんだ」というご紹介してくださった方の言うとおり、本当に、曲も歌詞も絵本のイメージとぴったりのものでした。

(『ひので』と先月発売されたアルバム『METEO』についてはこちら『CINRA.net』から
http://store.cinra.net/item/detail%3Bjsessionid=EEA6959263D6075FCD5E789D05039214.app01?bookId=140400000001684

特に、ボーカルのマイカさんが書かれた『ひので』歌詞や楽曲から受け取るメッセージについては、震災以降の私たちのプロジェクトメンバーの心象と重なる部分が大きく、全員一致でこのお二人にお願いしよう、と決定しました。

また、EAのお二人からのメッセージもいただいたので下記の通り掲載いたします。

==
今回、私たちの「ひので」を原発えほん「この国にひかりが満ちるまで」に使って頂けること、このような形で物語とともに皆様の耳に届いてくれることにとても感謝しています。
私たちの中でも特別な存在だった「ひので」は、曲が出来てから完成までに時間がかかり歌詞を震災後に納得のいくまで書き直したりもしていて、原発えほんへの楽曲の提供が決まったときは、この曲にとって最良な居場所が与えられたような気がしました。
私たちミュージシャンに出来ることは、いつの時代も音楽を作ることと奏でることしかなく、非力に感じることもあった昨今でしたが、こうして、自分たちの行動が少しでも力になれたことをとても誇りに思っています。

EA マイカ・ルブテ(Vo,Key,Programming)、シンヤ・サイトウ(Gt)
===

今回のプロジェクト、本当に各方面のご協力者さま方に恵まれたと思います。
これから随時制作の経過についてご報告させていただきますので、今後共よろしくお願い申し上げます。

(了)

絵本の絵の制作、進んでおります。

  • パトロン限定公開
  • team_EPON
  • コメント
  • 2012/05/24 19:22
※こちらの活動報告は支援したパトロン限定の公開です。

絵本制作、進んでます

みなさま

こんにちは。今日からGWですね。

プロジェクトの進行状況をお伝えします。

現在、ひだかきょうこによる絵本のラフ画制作が進んでおります。
(写真は一部です)
だんだんと絵本の全体像が見えてきました。

絵ができあがると、音楽制作や電子絵本のプログラミングをしてくださる方にイメージをお伝えしやすくなり、制作の進捗がよりいっそう早まりそうです。

普段ウェブやSNSでのコミュニケーションに慣れている自分にとって、
絵本を制作するスピードというのはとてもゆっくりしたもののように感じられます。
(紙媒体で絵本を発行する場合ですと、通常、半年〜数年(!)かけることもあるそうです)

読むのはあっという間の絵本ですが、
今発行されている絵本というものは、実は、
編集者や絵本作家の方が、後世にまで残る作品を生み出すため
「ああでもない、こうでもない」と
頭をひねり、話し合い、長い時間をかけて作り上げている
ものだったのだなぁと、自分で作ってみて初めて知りました。

完成まで、もう少し時間はかかってしまうのですが、みなさま、今しばらくどうぞお付き合いくださいませ。



福島にヒアリングにゆきました。①「ふくしま連携復興センター」鎌田千瑛美さん

先週末、福島にヒアリングに行って来ました。

絵本づくりの取材のためでもあり、寄付先のNPOについて詳しくお話を伺うためでもあったのですが、個人的な「知りたい」という気持ちも大きく、現地の方を紹介していただき、案内していただきました。


ふくしま連携復興センターの、鎌田千瑛美さんという職員の方にお話を伺い、


その後、松川町というところの仮設住宅でボランティアをしている

福島大学のボランティアセンターの男子学生・安達さん、太田さんと一緒に

仮設住宅に行き、そこで働かれている職員の方とお話をしました。



南相馬市出身で、東京で会社勤めをしていたのち、

震災後にETICで「東北の右腕」プロジェクトの立ち上げに尽力されていた鎌田さん。


私と同い年の女性なのですが、彼女は「PEACH HEART」という

福島の女性を支援する団体を立ち上げ、その代表としても活動しています。

女性がマスクをつけやすくするため、おしゃれなマスクを開発したり、

放射能や今後の福島について、話しやすい場を設けたりといった活動をしているそうです。


彼女の詳しいインタビューはブログなどでお伝えする予定ですが、


印象的だったのが、鎌田さんが、


「考え方や行動に“正解がない”ことを認めてあげないと、福島にこれから住み続けることはできないと思う。」

という言葉。


「放射能への対策について、みんなこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと言って、

同調圧力のようなものを感じることがあるけれど、

他人の判断を否定して、自分の正しさを確認するようなやり方では、これから福島がどうしてゆくべきか、答えは遠のいてしまうでしょう。


同じように、何か起きた時、行政のせい、他人のせいにすることは、もうできない。

頼らないで自分たちで考えてゆかないと。


私が考える『復興』は、


“福島で、家族が3.11以前と同じように、普通に笑っておでかけできるようになること”。


そのためには、特に若い女性たちが、

地に足をつけて、自分なりに調べたり、自分の頭でしっかり考えて判断して、行動できるようになることが必要で、私はその手助けになる活動をしてゆこうと思います。」(鎌田さん)


同じ思いで活動している人が福島にいるんだ!ということに、

胸を打たれました。


押し付けたり、押し付けられるのはもうたくさん。0か100に安易に飛びつくのではなく、

「自分なりに考える」ということが、エネルギー問題や復興のために必要なことなのだな、と感じます。


絵本を通して、そういうふうに思ってくれるお母さんや子どもたちが増えればいいな、

そのためにも、制作や出版社探しをより一層、がんばろう、

そう思いました。


仮設住宅に伺った時のレポートは、また後日お送りします。

読んでくださってありがとうございます。(代表・小野)

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