日本の財政を家族の家計に例て解説する場合、この記事(23年度予算 カン一家暮らしどうなる?)のように普通政府を父親つまり一家の大黒柱にし、家族の収入を税収にするのが普通です。
そして「年収が300万円なのに、800万円の生活費を使い、借金が8000万あるので間もなく破産する」と、と言う結論を出しています。
しかしこれはオカシイです。
だって一家の大黒柱と言うのは、自営業であれサラリーマンであれ、自分で稼いで家族を養う人です。
でも政府は自分で稼ぐ事はありません。 また国民を養うわけでもないのです。
政府は国民から税金を取って、それで教育や福祉、公共事業、防衛、外交などをするのです。
国民は生活保護受給者や公務員などを除いて、みな自力で生活の糧を稼ぎ、更に納税するのです。 政府養われるどころか、政府を養っているのです。
だから国を家族に例えるなら、政府と同じ立場の人は専業主婦です。
専業主婦は自分には収入はないけれど、夫から生活費を受け取って、それで家族の食事を作り、家を整え、子供たちの世話をしているのですから。
そして一家の大黒柱、つまり夫に当たるのが納税者です。
もっともこの場合夫はかなりの亭主関白でかつシブチンです。 だから妻に給料袋をそのまま渡すような事はなく、自分で決めた生活費だけを渡すのです。
だからそれで足りない場合、妻は「アナタ、今月チョッと足りないんだけど~~。 ねえ、少し助けてよ~~。
」とか言うしかありません。
すると夫は仕方なくその分を出してやりますが、しかしその時妻に借用書を書かせると言うセコさです。 つまりこれが国債ですね。
だから今までの日本一家をN家として解説すると以下のような感じです。
自営業のN家は結構裕福な一家です。 妻のN夫人は専業主婦で収入はなく、夫のN氏や同居中の夫の両親から生活費を貰って家計をやりくりしています。
しかしN氏もまた舅夫婦も一定額の生活費しかくれません。
ところがこの数年来、病人が出たり、家のリフォーム費用がかさんだりで、本来の家計費では全然足りず、仕方なく夫に借金をしました。
そしてそれがなんと年生活費の10倍にもなったのです。
もっともN夫人が自分の服やバッグなんかを買ったり、友達と旅行に行ったり、結構好き勝手にお金を使ったし、それに生活費が余っても夫への借金返済に回さずヘソクリしてしまったの事実ですが。
でもN夫人がこんなにノーテンキなのは、夫以外からの借金なんかないし、それに夫いは結構資産もあって生活の不安なんかないからです。
ところでこの状況で、N夫人の借金によって、N家が破産すると言うことはあるのでしょうか?
或はN夫人は家のリフォーム費用や、教育費、或はセキュリティーのための費用を削って、或は食事の質を落として夫に借金を返すべきでしょうか?
ここまでが政権交代までの日本でした。
では政権交代後の日本は?と言うと以下の通りです。
その後、N氏はN夫人と離婚しました。 そしてK子と再婚しました。
N氏がK子に渡す生活費は減ったのですが、K子は子供たちに気前よく小遣いをあげ、韓国ホストにハマり、こちらにも気前よくばら撒いています。
その分子供の教育費をケチり、それから家の修理は一切しないことにしました。
それで夫から謝金は一気激増しています。
子供の小遣いも、韓流ホストへ貢ぐのもこれからもドンドンばら撒くつもりです、
家の修理をしないと、家の資産価値が下がるんですが、K子の知った事ではありません。 勿論他にもジャンジャンばら撒きます。 教育費や食費は減らすと言っていますが・・・・・・。
今後N家はどうなるのでしょうか?
by 河童工房【’◇’】
動物を殺す その3