杉本 孝子
9月12日(金)に豊田市身体障害者通園施設に11名と子供2名が見学に行 きました。さくらワークスの加藤さんに、職場について見学・質疑応答と長い時 間お世話になりました。平成5年6月1日に開始された新しい施設で、定員30 名、現在27名の方が働いているとの事です。自動車用のプラスチック部品の成 形・組み立てに21名、クッキー作りに6名の人が働いておられ、クッキー作り に24歳と25歳のダウン症の青年がおられました。
組み立ての見学の時に、一人一人が帽子を取り「こんにちは」と頭を下げてあ いさつがきちんと出来ていて感動しました。仕事も細かいナァと思いました。
クッ キー作りの方は、作業衣のポロシャツがおしゃれで、指導者と色分けして区別し てあり、清潔感がありました。私たちの事を気にしながらも一生懸命仕事をして おられました。クッキーもいろんな種類があり「豊田美術館での販売用、保育用 のおやつ用(とても可愛い動物の顔が4種類)ディーラーのイベント用(袋の中 には数個は入っている)」を作っているそうです。
1個ずつ真空パックがされて いて、用途にあわせて工夫してありました。私は食べた事がありますが、ほど良 い甘さでおいしかったです。皆さんも食べてみて下さい。とにかく工場はきれい で、庭の芝生が素敵でした。
昼休みには「ハンドベル」の練習もしていて、とてもいい成績を上げられてい るそうです。食堂に賞状が飾られていました。運動も頑張っていて定時後には、 お隣の地域文化広場のプールにも入っているそうです。どうしても太りすぎにな る人が多いようです。お話の中で「太り過ぎ」は、立ち仕事に影響するので「太 り過ぎに注意してほしい」と聞き納得しました。小さいうちから気を付けなけれ ばと実感しました。また、ダウンの子の特徴でもある「自分の仕事がきちんとで きていないのに、人の事が気になってしょうがないらしく人の世話をよくやきま す」という話を聞いて、みんなで笑ってしまいました。
三好養護学校から入所する人が多く、2週間の実習を終え、バス・電車で通う 人、人と関わりが出来る人ならよいとの事で大林の駅まで逆送してもらえるそう です。中には自転車で通勤している人もおられます。なかなか大変だなと思い、 これからする事がいっぱいあるので不安にも思いました。
参加された人の意見です
最後に、見学する機会を増やし、是非お父さん達も見学してもらいたいと思い ました。
参加者 中本・水野・杉本直・小尾・山田・斉藤・市村・池田・塚本・今泉・杉本孝
「エンジェル」1997年10月号より